イギリスの「サイト&サウンド」誌で第2位(1982年、1992年)、フランスの「フィガロ」誌では第2位(2008年)、「カイエ・デュ・シネマ」誌で第3位(2008年)など、オールタイム・ベストテンを選出すると必ず最上位にランクインし、フランソワ・トリュフォーが「これぞ映画狂のバイブル。何度見ても新鮮で至福の時を与えてくれる傑作」と絶賛する映画、『ゲームの規則』。フランスの巨匠ジャン・ルノワールの代表作にして世紀の問題作でありながら、そんな大仰な惹句をあざ笑うようなおおらかさ、身軽さ、陽気さをまとって、製作から90年近く経っても世界中の映画ファンに愛される傑作中の傑作が美しい映像でよみがえる。
『ゲームの規則』La regle du jeu
1939年/フランス/106分
監督・脚本:ジャン・ルノワール
製作:クロード・ルノワール
撮影:ジャン・パシュレ
美術:ユージェーヌ・ルリエ
衣装:ココ・シャネル
編集:マルグリット・ルノワール
音楽:ロジェ・デゾルミエール
助監督:アンドレ・ズボパダ、アンリ・カルティエ=ブレッソン
出演:
マルセル・ダリオ(ロベール・ド・ラ・シュネイ侯爵)
ノラ・グレゴール(クリスティーヌ)
ローラン・トゥータン(アンドレ・ジュリユー)
ジャン・ルノワール(オクターヴ)
ミラ・パレリ(ジュヌヴィエーヴ)
オデット・タラザク
ポーレット・デュボスト(リゼット)
ガストン・モド(シュマシェール)
ジュリアン・カレット(マルソー)