ハイゼ家 百年

上映スケジュール

2021/6/4(金)〜6/24(木)*3週間限定上映

6/4(金)〜6/10(木)13:45-(17:40終)
6/11(金)〜6/17(木)11:40-(15:35終)
6/18(金)〜6/24(木)18:40-(22:30終)


*途中10分休憩(インターミッション)が入ります。

料金

一般:2300円
シニア:2000円 学生:1800円 会員:1800円 会員同伴:2000円
障がい者手帳割引:1800円(同伴1名様同額)
映画ファーストディ:一律1800円
*招待券使用不可 *他館相互割引ナシ

『ハイゼ家 百年』京都公開記念レクチャー

「家族史が紡ぎ出す20世紀ドイツ 
移ろいゆくハイマート(故郷)について」

登壇:渋谷哲也さん(ドイツ映画研究)

2021/6/5(土)『ハイゼ家 百年』13:45の回(17:40終映)
レクチャーは17:45開始予定

*映画ご鑑賞の電話予約を受け付けております。詳しくは▶こちら◀
*ただいま感染症拡大予防のご案内をしております。▶こちら◀
*本件は諸事情により中止または登壇者が変更になる可能性がございます。あらかじめご了承ください。
*いかなる事情が生じましても、ご購入・お引換後の鑑賞券の変更や払い戻しは致しません。
*無断で撮影・録音を行う、感染症予防対策に準じていただけない等、非常識な行動が見受けられた際は、当方の判断でご退出いただく場合があります。

公式サイト

第69回ベルリン国際映画祭フォーラム部門
カリガリ賞(フォーラム部門・最高賞)受賞!

遠い未来から家族の遺品を見つめる
ドイツ百年、全5章218分の家族史

 


 

本作品は旧東ドイツ出身の映画監督トーマス・ハイゼの家族が19世紀後半から保管してきた
遺品(日記、手紙、写真など)を使い、ハイゼ家が歩んだ激動の百年を自らのモノローグで
3時間38分語る驚異的な作品である。
家族の遺品が伝える歴史は第一次世界大戦に始まり、ホロコーストによって引き裂かれた
家族の過去、熾烈を極めた空襲、戦後のシュタージ(秘密警察)による支配、そして、
ベルリンの壁崩壊後も終わらない戦争と分断に失望する東ドイツの人々の感情について語る。
引用に次ぐ引用——作中に積み重ねられた言葉は戦争証言にとどまらず、分断や差別、
言論の自由、ジェンダー論、そしてアイデンティティの問題など現代的なテーマに及ぶ。
ベルリンの壁崩壊から30年目に完成した21世紀映画史に名を刻む大作ドキュメンタリーの日本公開。

​​2019年/ドイツ、オーストリア映画/ドイツ語/218分
日本語字幕:吉川美奈子/協力:ゲーテ・インスティトゥート/配給:サニーフィルム
原題:Heimat ist ein Raum aus Zeit

監督・語り:トーマス・ハイゼ