【第76回ヴェネツィア国際映画祭 ユニセフ賞受賞】
【第92回アカデミー賞 チェコ代表作品】
発禁の書、半世紀の時を経て奇跡の映画化!
たった一人で戦火を生き抜く少年を描いた、
あまりにも残酷で美しい3時間の驚異の映画体験!
第二次大戦中、ナチスのホロコーストから逃れるために、
たった一人で田舎に疎開した少年が差別と迫害に抗いながら強く生き抜く姿と、
異物である少年を徹底的に攻撃する“普通の人々”を赤裸々に描いた本作は、
ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門で上映されると、
少年の置かれた過酷な状況が賛否を呼び、途中退場者が続出。
同時に10分間のスタンディングオベーションを受けユニセフ賞を受賞し、同映画祭屈指の話題作となった。
原作は、ポーランドの作家イェジー・コシンスキが1965年に発表した「ペインティッド・バード」。
ポーランドでは発禁書となり、作家自身も後に謎の自殺を遂げた“いわくつきの傑作”を、
チェコ出身のヴァーツラフ・マルホウル監督が実に11年もの歳月をかけて執念ともいえる映像化を果たした。
2019年/チェコ・スロバキア・ウクライナ合作/169分/R15+
原題:The Painted Bird
配給:トランスフォーマー
監督・脚本:バーツラフ・マルホウル
原作:イェジー・コシンスキ
撮影:ウラジミール・スムットニー
美術:ヤン・ブラサーク
衣装:ヘレナ・ロブナ
出演:ペトル・コラール、ウド・キア、レフ・ディブリク、イトゥカ・ツバンツァロバー、ステラン・スカルスガルド、ハーベイ・カイテル、ジュリアン・サンズ、バリー・ペッパー、アレクセイ・クラフチェンコ