第75回ベルリン国際映画祭 正式出品
第37回東京国際映画祭 正式出品
誰が乗っているとも知れぬ暗闇の軌道を移動する地下鉄のロングショットが、
どうしてこれほど見るものの神経を騒がせるのか。
とは申せ、その題名にもかかわらず、この小田香の期待の新作は、
地上人の、しかもたった一人の女性をめぐる映画でもある。
そのことの深い驚きから回復することなど、誰にもできはしまい。
_____蓮實重彦(映画評論家)
小田香が三たび カメラを向けるのは日本の“地下世界”
漆黒の暗闇に横たわる歴史を凝視する___
鬼才タル・ベーラの愛弟子、小田香が描き出す
ドキュメンタリーを遥かに超えた異形の空間
映画『Shari』や米津玄師「Lemon」MV(出演・振付)の
吉開菜央が体現する「シャドウ(影)」という時空を超える存在
劇場で 未曾有の体験を
『Underground アンダーグラウンド』
2024年/日本/83分
監督:小田香
出演:吉開菜央 松永光雄 松尾英雅
テクニカルディレクション・録音・グレーディング:長崎隼人
撮影:高野貴子 照明:平谷里紗、白鳥友輔
監督補佐・撮影補佐:鳥井雄人 撮影補佐:三浦博之
投影装置制作:岩田拓朗、平戸理子、山田大揮
スチル:権藤義人 プロダクション・コーディネート:小山冴子、小田絵理子
整音・サウンドデザイン:山﨑巌 音楽:細井美裕
タイトルデザイン・グラフィックデザイン:畑ユリエ
プロデューサー:筒井龍平、杉原永純
製作:トリクスタ 共同製作:シネ・ヌーヴォ、ユーロスペース、ナゴヤキネマ・ノイ、札幌文化芸術交流センターSCARTS、豊中市立文化芸術センター
配給:ユーロスペース+スリーピン