目の見えない白鳥さん、アートを見にいく

上映スケジュール

2023/5/5(祝)〜5/18(木)

5/5(祝)、5/6(土・祝)12:10-(14:00終)
5/7(日)〜5/11(木)09:50-(11:40終)

5/12(金)〜5/18(木)09:45-(11:35終)

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★5/5(祝)〜5/11(木)【通常版】上映
★5/12(金)〜5/18(木)【日本語字幕版】上映
★★5/14(日)のみ【音声ガイド版】上映

*すべての版はアプリUDCastに対応しています。

料金

通常料金設定

【アフタートーク】

5/6(土)12:10の回 
白鳥建二さん(主演)
矢萩多聞さん(題字デザイン)
川内有緒さん、三好大輔さん(共同監督)

5/7(日)09:50の回
白鳥建二さん(主演)
川内有緒さん、三好大輔さん(共同監督)

*本編上映後に舞台挨拶を行います。
*実施日1週間前(4/29、4/30)より電話予約を受付開始。券売と座席指定は当日先着順。▶予約詳細はこちら◀

【ご注意事項】
*ただいま感染症拡大予防のご案内をしております。▶こちら◀
*諸事情により中止または登壇者が変更になる可能性がございます。あらかじめご了承ください。
*いかなる事情が生じましても、ご購入・お引換後の鑑賞券の変更や払い戻しは致しません。
*無断で撮影・録音を行う、感染症予防対策に準じていただけない等、非常識な行動が見受けられた際は、当方の判断でご退出いただく場合があります。

公式サイト

⽬の⾒えない⼈はどうやってアートを⾒るのだろう。


 

恋⼈とのデートがきっかけで初めて美術館を訪れた全盲の⽩⿃建⼆さん。
その⽇、作品を前に語られる⾔葉を聞きながら「全盲でもアートを⾒ることはできるのかもしれない」と思うようになった。
そして⾃らあちこちの美術館の⾨を叩いた⽩⿃さんは、いつの間にか「⾃由な会話を使ったアート鑑賞」という独⾃の鑑賞法を編み出した。
それは、期せずして、⽬の⾒えるひとにとっても驚きと⼾惑い、そして喜びを伴う体験であった。

本作は、そんな「全盲の美術鑑賞者」の20年を振り返り、
その友⼈たち、美術館で働く⼈々、新たに⽩⿃さんと出会った⼈々を追い、
彼らが紡ぎ出さす豊かな会話を追ったドキュメンタリーである。

⽔⼾から東京、新潟、そして福島へ。アート作品をめぐりながら、⽩⿃さんは渡り⿃のように旅をしていく。
カメラは、その旅路や⾒えない⽇常を追いかける。
そして、⽩⿃さん⾃⾝もデジタルカメラを⼿に持ち新たなチャレンジへ。
すると何かが少しずつ変わっていって……。

答えのない問いを胸に抱えながら、分断の時代を⽣きるわたしたち。

アートの⼒とはなにか。障害とは何か。
⾒えないからこそ⾒えてくるものはあるのか。
異なる背景の⼈々が⼀緒に作品を⾒て、語りあう、その意味とは――。

「⾒える」「⾒えない」、障害と健常、アーティストと鑑賞者といった「線」を超えようとする⼈々。
他の誰にもなれない孤独な存在同⼠が織りなす「会話」が⽣む、静かな波を映し出す。

 


 

2022年/⽇本/107分

出演:白鳥建二、佐藤麻衣子、川内有緒、白鳥優子、森山純子、ホシノマサハル、岡部兼芳、大政愛、小林竜也 ほか

監督:三好大輔、川内有緒
アニメーション:森下征治、森下豊子(Mrs. Morison)
音楽:佐藤公哉、権頭真由(3日満月)
サウンドデザイン:滝野ますみ(neonsound Inc.)
題字:矢萩多聞 文字デザイン:高野美緒子、山田眞沙美
制作補:新谷佐知子(MOVE Art Management)、三好祐子(ALPS PICTURES INC.)
製作・配給:ALPS PICTURES INC.

協力:茨城県近代美術館、大地の芸術祭 NPO法人 越後妻有里山協働機構、水戸芸術館現代美術センター、東京都現代美術館、トーキョーアーツアンドスペース、はじまりの美術館 ほか