俳優の高良健吾、玉木宏、土屋太鳳、中川大志、野村萬斎がショートフィルムの監督に挑戦!
WOWOWが開局30周年を記念して行ったプロジェクト『アクターズ・ショート・フィルム』。予算・撮影日数など同条件で5人の俳優たちが25分以内のショートフィルムを制作。世界から6,000本超のショートフィルムが集まる米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」(SSFF&ASIA)のグランプリ:ジョージ・ルーカスアワードを目指すというものです。多くの反響を受け、第3弾となる『アクターズ・ショート・フィルム3』では、高良健吾、玉木宏、土屋太鳳、中川大志、野村萬斎(※五十音順)と錚々たる豪華俳優陣5名が監督を務め、各作品の出演には、高良健吾監督作に中島歩、染谷将太、玉木宏監督作に林遣都、土屋太鳳監督作は土屋太鳳自ら主演も務め、有村架純と初共演、そして中川大志監督作に井之脇海、板垣瑞生、林裕太、野村萬斎監督作に窪田正孝と多彩な俳優陣が集結。
そして2/18(土)、2/19(日)、2/23(木・祝)に特別上映&監督登壇イベントの実施が決定!
各作品ごとに劇場での上映&監督登壇(トークショー)が行なわれるスペシャルなイベントとなります。
(*出町座では中川監督のみリアル登壇、ほかリモート登壇となります。)
映画館の大スクリーンで作品を誰よりも早く観て、監督とも交流できる貴重な機会です。ぜひご参加ください!
【各作品あらすじ】
■『CRANK -クランク-』
監督:高良健吾 出演:中島歩、染谷将太
メッセンジャーの丸(中島歩)は、オフィスに届け物をしたり、忙しく東京中を走り回っている。仕事帰りに立ち寄った街中華で、メッセンジャー仲間のヒデ(染谷将太)と偶然出くわすのだが、ヒデは、田舎へ行こうと思っていると語り出す。自分の未来も不安になった丸は夜の道を駆ける。
■『COUNT 100』
監督:玉木宏 出演:林遣都
プロボクサーの光輝(林遣都)は、一度はチャンピオンの座にあったものの、手酷い負けを喫して、故郷からともにでてきた彼女からも見放されそうになっている。そんなある日、不思議なチラシをわたされる。そこには、あなたの未来を変えてあげる、と書かれていて、思わず暗いその場所を尋ねていく。
■『Prelude ~プレリュード~』
監督:土屋太鳳 出演:土屋太鳳、有村架純
戦争の苦い記憶を抱えた祖父(S-KEN)、バレリーナの道を志したものの挫折感を抱えた歩架(土屋太鳳)、悲しみのなかに沈 む母(岩瀬顕子)、家族を優しく見つめる親友の桃子(有村架純)もまた、苦しい記憶を抱えて生きている。平穏な日常生活のなかで、大切な記憶を引き継いでいく家族と仲間の物語。
■『いつまで』
監督:中川大志 出演:井之脇海、板垣瑞生、林裕太
親友の結婚式の後、終電を逃して田舎の小さな駅に降ろされた洸(井之脇海)と礼司(板垣瑞生)と泰正(林裕太)の3人は、駅員の勧めに従って、夜の神社へトボトボと歩き出す。そこにいけば、願いが叶うという。教師、サラリーマン、画家の卵、漠然とした不安を抱える3人は、暗い夜道を歩きながら、それぞれの想いを吐き出していく。
■『虎の洞窟』
監督:野村萬斎 出演:窪田正孝
シェイクスピアの「ハムレット」と中島敦「山月記」をモチーフに、現代の孤独な青年の心象風景を抉るように描き出す。周囲から「社会のゴミ」「邪魔」「迷惑」と罵られ、社会の中に居場所を見出せない男(窪田正孝)は、ある日不思議な声に誘われて、外に駆け出し、力がみなぎり虎になっている自分に気がつくのだが…。