出町座 x KYOTO EXPERIMENT 上映企画 2021 AUTUMN
©︎ 小池アイ子

出町座 x KYOTO EXPERIMENT 上映企画 2021 AUTUMN

上映スケジュール

2021/10/8(金)〜10/14(木)

料金

『それからのこと』:一般1,000円
『水の駅』:一般1,500円
*ほか、学生、シニア、会員等
割引は出町座通常料金設定/招待券使用不可

上映日の1週間前(同じ曜日)より電話予約受付しております。詳しくは▶こちら◀

公式サイト

出町座とKYOTO EXPERIMENTが共同で企画する上映企画がスタート!

2021年春にKYOTO EXPERIMENTで上演した垣尾優によるダンス作品『それから』制作現場に密着したドキュメンタリー映像『それからのこと』(監督・撮影:金成基、初公開)と、2016年秋に上演した太田省吾作、シャンカル・ヴェンカテーシュワラン演出『水の駅』記録映像を1週間限定上映する。舞台芸術と映像の新たな関係性を見出す格好の機会となるに違いない。
 


 

垣尾優『それから』 Photo by Hana Sawada

それからのこと

2021/Japan/45min予定
2021年春に上演した垣尾優によるダンス作品『それから』制作現場に密着したドキュメンタリー映像(監督・撮影:金成基、初公開)

『それからのこと』はKYOTO EXPERIMENT 2021 SPRINGにて上演された、垣尾優『それから』の制作過程を追ったドキュメンタリー映像である。関西を拠点に、さまざまなジャンルや表現を、独自の身体言語で解釈し、見るたびに新たな一面を見せてくれる稀有なダンサーであり、振付家の垣尾優。彼の クリエーションを記録した、初公開の映像作品となる。

「何をしているのかはよくわからない。何が起こっているのかもよくわからない。何を考えているのかもよくわからない。少しずつ形が見えてきて、わかったような気がした時には違う形に移り変わっていっている。」__ 金成基

 


 

太田省吾作、シャンカル・ ヴェンカテーシュワラン演出『水の駅』 Photo by Yuki Moriya

水の駅

2016/Japan/120min
2016年秋に上演した太田省吾作、シャンカル・ヴェンカテーシュワラン演出『水の駅』の記録映像。

KYOTO EXPERIMENT 2016 AUTUMNで上演された、インドの演出家シャンカル・ヴェンカテーシュワラン『水の駅』の記録映像。『水の駅』は演出家、劇作家の太田省吾による「沈黙劇」の代表作で、一切のセリフを排し、極端に遅い動作を俳優に課すことで、文化や言語、社会的属性を剥ぎ取られた原初の人間を浮かび上がらせ、見る者に永遠につづく時間に触れている感覚を想起させる。1981年に初演されて以来、国内外で高い評価を得てきたこの沈黙劇が、太田とは世代も国籍も異なるシャンカル・ヴェンカテーシュワランの演出で、多民族国家であるインドとスリランカの俳優たちによって上演された。舞台上にぽつりと設けられた水飲み場。蛇口から細く流れ続けるひと筋の水。この“水の駅”をさまざまな人が訪れ、去っていく……。21世紀インドから太田省吾への新たな応答として、沈黙劇の可能性を拡げ、あらたな視座を示した野心的な作品である。先が見えづらい社会や困難な世界状況の中でこそ、本作と向き合い、耳を傾けることで、ほんの少し先の未来が見えてくるような気がしている。
『水の駅』(2016年上演 会場:京都芸術劇場 春秋座 製作:京都芸術大学 舞台芸術研究センター)

 

シャンカル・ヴェンカテーシュワラン

1979年インド・ケーララ州生まれ。インドおよびシンガポールで研鑽を積み、2013年ノルウェーの国際イプセン奨学金受賞。現在、ケーララ州の山中に劇場を構え、地元と世界の文脈をつなぐ演劇活動を展開している。