『ジョージ・A・ロメロのアミューズメント・パーク』『ザ・クレイジーズ』『マーティン/呪われた吸血少年』

上映スケジュール

2021/11/19(金)〜12/9(木)

『ジョージ・A・ロメロのアミューズメント・パーク』
11/19(金)~11/25(木)18:05-(19:00終)
12/3(金)~12/9(木)19:30-(20:30終)
*12/9(木)で上映終了

『ザ・クレイジーズ』
11/19(金), 11/21(日), 11/23(火), 11/25(木)19:15‐(21:00終)
11/27(土),11/29(月),12/1(水)16:30-(18:15終)
*12/1(水)で上映終了

『マーティン/呪われた吸血少年』
11/20(土), 11/22(月), 11/24(水)19:15‐(20:55終)
11/26(金),11/28(日),11/30(火),12/2(木)16:30-(18:10終)
*12/2(木)で上映終了

料金

上映日の1週間前(同じ曜日)より電話予約受付しております。詳しくは▶こちら◀

『アミューズメント・パーク』
特別料金:一般1300円 ほか通常料金設定(会員・学生1000/シニア1100等)

『ザ・クレイジーズ』『マーティン』
通常料金:一般1800円(ほか会員・学生1000/シニア1100等)

公式サイト

故ジョージ・A・ロメロ監督が1973年に手掛けた
幻の未発表映画が半世紀を経てついに解禁!

 


 

幻の未発表映画が3年前にその存在が発見され
今回4Kレストアが行われた。エンタテインメント性は皆無。

『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(1968)、『ゾンビ』(1978)などゾンビ映画の第一人者であり、ホラー映画の巨匠、2017年に他界した故ジョージ・A・ロメロ監督が1973年に手掛けた幻の未発表映画『アミューズメント・パーク』がこの度、半世紀を経て日本初上陸。また『アミューズメント・パーク』公開を記念して同じロメロ監督作品『ザ・クレイジーズ』(73)、 『マーティン/呪われた吸血少年』(77年)も劇場公開が決定。

故ジョージ・A・ロメロ監督の幻の未発表映画が発見されたのは3年前。4Kレストアが行われ『アミューズメント・パーク』がついに日本公開される。本作はもともと年齢差別や高齢者虐待について世間の認識を高めるためにルーテル教会がロメロに依頼した企画だったが、出来上がった作品は老人の悲惨な状況が容赦なく映され、そのあまりにもストレートに当時のアメリカ社会を描いた内容に依頼者は慄き、封印されていた。ホラー映画ではないがロメロの視点で現実を映し出した貴重な作品である。

『ザ・クレイジーズ』は人間を発狂させる細菌兵器の事故による人々の混乱をセミ・ドキュメントタッチで残酷描写を交えながらの狂人、軍人、生存者の手に汗握る三つ巴で描いたパニック・ホラーの傑作。
『マーティン/呪われた吸血少年』は現代を舞台に人間の血を求める少年(自称84歳)と、彼を監視する老人との確執を軸に吸血鬼伝説を新たな視点・角度から描いた作品。ロメロは本作を「自身の手掛けた作品の中で最も気に入っている」と公言している。本作にはロメロ本人も出演している。
 
 
 


 

『アミューズメント・パーク』

1973年/アメリカ映画/53分/原題:THE AMUSEMENT PARK

監督:ジョージ・A・ロメロ 出演:リンカーン・マーゼル『マーティン/呪われた吸血少年』
キングレコード提供 ビーズインターナショナル配給
©2020 George A. Romero Foundation, All Rights Reserved.

遊園地で老人が罵られ、大変な目にあう。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 

『ザ・クレイジーズ』

1973年/アメリカ/104分/原題:The Crazies

監督・脚本:ジョージ・A・ロメロ 出演:W・G・マクミラン、レイン・キャロル、ハロルド・ウェイン・ジョーンズ
キングレコード提供 ビーズインターナショナル配給
©1973 PITTSBURGH FILMS.ALL RIGHTS RESERVED.

アメリカの田舎町、エバンズ・シティ。住人の男性が突然発狂して妻を殺し、家に放火する事件が発生した。やがて町に防護服に身を包んだ兵士たちが現れ、伝染病の発生を理由に住人たちを強制的に連行し始めた。実は町の付近に軍の輸送機が墜落し、搭載していた生物兵器のトリクシーが流出して飲料水の水源を汚染し、住人たちを発狂させていたのである。政府は事態が明るみに出ることを恐れ軍政を敷いて町を完全に封鎖すると同時に、封鎖失敗に備えて核爆弾による焼却を行うべく、上空に爆撃機を待機させる。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 

『マーティン/呪われた吸血少年』

1978年/アメリカ/96分/原題:Martin

監督・脚本:ジョージ・A・ロメロ
特殊メイク:トム・サヴィーニ 出演:ジョン・アンプラス、リンカーン・マーゼル、クリスティーン・フォレスト
フィールドワークス提供 ビーズインターナショナル配給
©1977 MKR Group Inc.

青年マーティンと老人クーダ。とても同年代には見えない2人だが、関係性は“いとこ”であるという。マーティンの吸血行為を知っている クーダは、行動のすべてを監視することにしていた。孤独を抱え、自らが何者であるか思い悩むマーティンは、ラジオの身の上相談に匿名で電話。自分が吸血鬼であることを告白すると、彼は次第にリスナーの人気者となっていく。マーティンは唯一、町で暮らすサンティーニ夫人と心を通わせていく。吸血衝動が次第に抑えられ、このまま普通の生活を送っていくかに思えた。だが、夫人が突然自殺したことをきっかけに、物語は衝撃的な結末を迎える。