【特集企画】PLAYBACK2020 -若手作家特集-

上映スケジュール

2021/1/15(金)〜1/21(木)

1/15(金)『静謐と夕暮』 18:00(~20:16終)*アフタートークあり。
1/16(土)『お姉ちゃんは鯨』+『もとめたせい』 18:35(〜20:10終)
1/17(日)『人間シャララ宣言』 18:35(〜20:00終)
1/18(月)『アンシャン=レジスタンス』 18:35(〜20:15終)
1/19(火)『オーファンズ・ブルース』 18:35(〜20:10終)
1/20(水)『たおやかに死んでいる』18:35(〜20:00終)
1/21(木)『ロケーション・ハンティング』+ 『夜のこと』 18:35(〜20:00終)

料金

当日券のみ
一般:1,500円 ほか通常料金設定
*会員スタンプ押印あり *招待券使用不可

上映日の1週間前(同じ曜日)より電話予約受付しております。詳しくは▶こちら◀
日によってはご予約多数により売り止めが生じることがありますので、ご注意ください。

【アフタートーク】
1/15(金)『静謐と夕暮』18:00の回上映後
登壇:北小路隆志(映画評論家/京都芸術大学映画学科教授)× 梅村和史(『静謐と夕暮』監督)

公式サイト

京都から日本へ!世界へ!
次世代を担う若手映画作家の特集上映が決定!!

2020年度京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)映画学科卒業制作展協力のもと、関連企画として 「PLAYBACK2020」と称し、京都で若き作家たちにより制作された映画の特集上映を出町座と京都みなみ会館の2館で実施します。出町座では【若手作家特集】と題し、日替わりで長編・短編あわせて9作品を上映します!

 


 

ロケーション・ハンティング

2015年/日本/56分 ★2014年度卒業制作 ★ヤング・パースペクティヴ2015 出品

出演:松川隼人、日野悠、真砂豪、仁熊海紀子、居郷毅、小倉綾乃、井上忠彦、村上康子、三村晃庸

監督・脚本・撮影:荻島健斗
照明:沖森勇樹 録音:伊東悟志、大浦悠 美術・衣装:田中沙紀
車輌:近藤芳生 助監督:中嶋敦尚 制作主任:三浦聖弘 プロデューサー:松川隼人

映画の「ロケハン」を通して描かれる青春ロードムービー。
監督の荻島健斗は在学時より映画を制作し、本作が初長編作品。
代表作には『青のハスより』(MOOSIC LAB 2018 長編部門)がある。
 


 

たおやかに死んでいる

2017年/日本/76分 ★2016年度卒業制作 ★イメージフォーラム・フェスティバル2018 関西エクスペリメンタル新作展 出品

出演:伊藤キム、田中志朋、麿赤兒、中村瞳太

監督・脚本・撮影・編集:米倉伸
音楽:skmtsynt 照明:藤井光咲 録音:斎藤大貴
美術:村田有希 助監督:田端奏衛

舞踏家の伊藤キム、麿赤兒が出演。
強烈な身体性から存在の輪郭を炙り出す作品。
監督の米倉伸は現在、撮影部として活躍。
主な撮影作品に、『青のハスより』(2018)『ロストベイベーロスト』(2020)がある。
 


 

静謐と夕暮

2020年/日本/136分 ★2019年度卒業制作 ★第44回サンパウロ国際映画祭 新人監督コンペティション ノミネート

出演:山本真莉、入江崇史、石田武久、長谷川千紗、仲街よみ、梶原一真
野間清史、ゆもとちえみ、栗原翔、和田昴士、延岡圭悟、南野佳嗣、赤松陽生
吉田鼓太良、鈴木一博、岡本大地、石田健太、福岡芳穂、中山慎悟、宮本伊織、村瀬大智

監督・脚本・音楽:梅村和史
プロデューサー・編集:唯野浩平 企画:margarine

列車のノイズで満たされた橋の下、死にゆく老人に、ある原稿を渡して去りゆく、一人の女を見た。
人が“生きた”こととは。その抽象性に感覚的にアプローチすべく、スタッフ3人で制作。
監督は梅村和史、他作品には『つたにこいする』(2018)がある。
 


 

アンシャン=レジスタンス

2016年/日本/97分 ★2016年度卒業制作 

出演:廣兼世那、谷口恵太、藤井愛希、高尾悠希、村井崇記、中山紗矢香、藤原大介、原健
西村トシコ、見並文美、浜田俊輔、川口果恋、渡邊真帆、中谷天斗、松尾渉平、古川真穂、鈴木卓爾

監督・脚本:金山豊大
撮影:西平瑞穂 照明:嶋津季輝 錄音:篠原茉莉 美術:小川明香 衣装:森田夏海
メイク:黒木理香、福本莉帆 制作:松田亘 編集:田村聖馬 助監督:仲智哉

在学時よりゾンビ映画『正気の沙汰Day Night』(2014)、『郭公の変』(2015)を制作し、
本作が金山豊大ゾンビ3部作最後にして代表作。
世界で唯一生き残ったゾンビを通して、現代社会の不条理や差別の解消を訴えるホラーコメディー。
 


 

お姉ちゃんは鯨

2015年/日本/56分 ★2015年度卒業制作 ★青山フィルメイト2016審査員特別賞受賞
★第28回東京学生映画祭グランプリ・最優秀役者賞受賞

出演:田中志朋、石倉直実、野島健矢、金子友萌、藤井久志、熊田修、新谷惇泰、橋本剛幸

監督・脚本:村上由季
撮影:西井千裕 録音:藤井久志 美術:中川結 衣装:池下すみれ 
制作:金子友萌 助監督·編集:杉林睦
協力:島根県隠岐郡海士町

小さな島の静かな港町。年の離れた姉の依澄が島に帰ってきた。
いつでも大きすぎる存在感の姉に、那津にはある疑念が……。
交錯する姉妹に心と思春期の感情を丁寧に描き出すヒューマンドラマ。監督の村上由季は本作が初長編作。
 


 

オーファンズ・ブルース

2018年/日本/89分 ★2017年度卒業制作
★PFFアワード 2018グランプリ・ひかりTV賞 ★なら国際映画祭2018 NARA-wave ゴールデンKOJIKA賞・観客賞
★TAMA NEW WAVE ベスト女優賞 ★横濱インディペンデント cinefil賞

出演:村上由規乃、上川拓郎、辻凪子、佐々木詩音、窪瀬環、吉井優

監督・脚本・編集:工藤梨穂
助監督:遠藤海里、小森ちひろ 撮影:谷村咲貴 録音:佐古瑞季 照明:大﨑和
美術:柳芽似、プロムムアン・ソムチャイ 衣装:西田伸子 メイク:岡本まりの 制作:池田有宇真、谷澤亮

日々、記憶を喪失していってしまう自分に恐れを抱いている女、エマ。
彼女はある日、行方不明になってしまった幼馴染のヤンを探す旅に出る…。
終わらない夏の中で、誰かをひたむきに思い続ける彼らの孤独と絶望に光を映し出す希望のロードムービー。
本作でPFFアワード2018グランプリを受賞した監督の工藤梨穂は現在PFFスカラシップ『裸足で鳴らしてみせろ』を制作中。
 


 

人間シャララ宣言

2016年/日本/75分 ★2015年度卒業制作 ★ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017 出品 ★第17回TAMA NEW WAVE ある視点 出品

出演:望月卓哉、米川幸リオン、杉本瑞季、鈴木卓爾、岡本勇市朗 、仙臺和也、水上竜士、青山真治、森川稔

監督・脚本・音楽:柘植勇人
撮影:山内俊介 照明:畑地櫻 録音:齋藤愛子 美術:加藤瞭
衣装・メイク:大原彩香 編集:笠原みどり 助監督:馬渕修 プロデューサー:笠原みどり

社会のなかで上手く生きていけない中学教師五十嵐優と、半端なヤクザ島袋仁、エロチャットに没頭する熊沢佳代。
恩人である中野勝の葬式に出席するその時、3人の運命を変える“青い稲妻”が落ちる!?
旅先で彼らが見つけたものとは……。監督は柘植勇人。代表作には『ロストベイベーロスト』(2020)がある。
 


 

もとめたせい

2020年/日本/30分 ★2019年度卒業制作 ★PFFアワード2020入選

出演:掛橋七海、前田隆成、田井由美子、中山創太、池島菊乃、原彩花、鈴木卓爾

監督・編集:矢部凜
撮影・照明:西岡徹 録音:池田紗月 菊本悠貴 美術:原彩花
衣裳・メイク:松岡実花、大谷葉月 助監督:塩塚迪香 音楽:松原直樹 脚本:上田美穂
プロデューサー:安井希歩乃

「変態」から始まる屈折したガール・ミーツ・ボーイ
同級生の男子から突然「ブラジャー貸して欲しい」と相談された主人公。
誰にも言えない秘密の中で、ふたりは仲を深めていくが…。
監督は矢部凜、他作品には『リビングファミリー』(MOOSIC LAB 2018 短編部門)などがある。
 


 

夜のこと

2014年/日本/22分 ★2013年度卒業制作

出演:柳沢友里亜、浦島史生

監督・脚本:坂西未郁
撮影:若井宏樹 録音:川合洋輔 衣装:澤木まふゆ
制作:山中麻里絵 助監督:岩田拓也、柴田崇秀

懐中電灯を片手に夜の街を彷徨う女性。
いつもと表情の違う町を照らす先には__。
監督の坂西未郁の主な作品には、『すこしのあいだ』(2013)、『こないだ』(2014)
“アートライン柏”『その日の朝は、』(2015)
“MOVING 2015”映像展示「朝の風景」 『わずかな時間』(2016)“福井夢アート”などがある。

 


 

〈京都みなみ会館〉村瀬大智特集 1/22(金)~1/28(木)
詳細は京都みなみ会館公式サイトにて!
https://kyoto-minamikaikan.jp/

企画・主宰 : 松澤俊朗
協力 : 京都芸術大学 映画学科、京都みなみ会館、出町座