長年、映画史上の最高傑作とされる『市民ケーン』(オーソン・ウェルズ監督/1941年)の脚本の裏側に、何があったのか!?その渦中を、脚本家ハーマン・J・マンキーウィッツ=ゲイリー・オールドマンのストーリーとして描くデビッド・フィンチャー最新作!『市民ケーン』と本作をあわせて観るとさらによいでしょう。
出町座にて『市民ケーン』1/8より1週間限定上映決定!詳しくは▶こちら◀
【INTRODUCTION】
本作は、映画史に燦然と輝くオーソン・ウェルズ監督・製作・主演の名作『市民ケーン』でアカデミー賞脚本賞を受賞した脚本家“マンク”ことハーマン・J・マンキーウィッツを主人公に描く物語。アルコール依存症に苦しみながらも、社会を鋭く風刺し続けた脚本家のマンク(ゲイリー・オールドマン)は、のちに不朽の名作となる『市民ケーン』の脚本の仕上げに追われていた。依存症の問題を抱えながらも、機知と風刺に富んだマンクの視点から、1930年代のハリウッドを新たな角度から描き出す。監督を務めるのは、『セブン』『ファイト・クラブ』、近年では『ゴーン・ガール』、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『ソーシャル・ネットワーク』でアカデミー賞監督賞ノミネート歴も誇る巨匠デヴィッド・フィンチャー。
脚本家“マンク”を演じるのは、『レオン』『ダークナイト』「ハリー・ポッター」シリーズなど幅広い作品に出演、『裏切りのサーカス』でアカデミー賞主演男優賞にノミネート、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』では圧倒的な演技力でアカデミー賞主演男優賞受賞を果たした名優ゲイリー・オールドマン。さらに「マンマ・ミーア!」シリーズや『レ・ミゼラブル』などに出演し日本でも高い人気を誇るアマンダ・セイフライドや、『白雪姫と鏡の女王』や、今話題のドラマ『エミリー、パリへ行く』でブレイク中のリリー・コリンズも出演。そして、『ゲーム・オブ・スローンズ』『ゴジラ キング・オブ・モンスタースズ』のチャールズ・ダンス、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』『ダウントン・アビー』のタペンス・ミドルトン、ドラマ『オザークへようこそ』『Marvel アイアン・フィスト』のトム・ペルフリー、『オンリー・ゴッド』のトム・バークなど演技派たちも脇を固める。
新聞王ケーンが、“バラのつぼみ”という謎の言葉を残して死んだ。
新聞記者のトンプソンは、その言葉の意味を求めて、生前のケーンを知る人物にあたりはじめる。
20代の若きオーソン・ウェルズが製作・監督・主演など何役もこなし、
革新的な構成と演出により、今なお多くの映画人たちに
影響を与え続ける映画史上の最高傑作とされる『市民ケーン』。
何度も観ているあなたも、もう一度映画館で!
もちろん『Mank マンク』もご一緒に!
2020年/USA/132分
原題:Mank
監督:デビッド・フィンチャー
製作:セアン・チャフィン、エリック・ロス、ダグラス・アーバンスキー
脚本:ジャック・フィンチャー
撮影:エリック・メッサーシュミット
美術:ドナルド・グレアム・バート
衣装:トリッシュ・サマービル
編集:カーク・バクスター
音楽:トレント・レズナー、アティカス・ロス
出演:ゲイリー・オールドマン、アマンダ・セイフライド、リリー・コリンズ、アーリス・ハワード、トム・ペルフリー、サム・トラウトン、フェルディナンド・キングズレー、タペンス・ミドルトン、トム・バーク、ジョセフ・クロス、ジェミー・マクシェーン、トビー・レナード・ムーア、モニカ・ゴスマン、チャールズ・ダンス