第72回ロカルノ国際映画祭 最優秀監督賞(ダミアン・マニヴェル)受賞。
伝説のダンサー、イサドラ・ダンカン。
彼女の遺したダンス「母」から生まれた、3つの喪失と再生の物語。
モダンダンスの始祖として知られるイサドラ・ダンカン(1877-1927)。
20世紀初頭、舞踊の世界に革命を起こした彼女は、
1913年4月、二人の子どもを事故で亡くし、その痛みに苦しみながら、
亡き子どもたちに捧げるソロダンス「母」を創り上げた。
それからおよそ100年の時を経て、現代に生きる4人の女性がイサドラの「母」と邂逅する。
『若き詩人』『泳ぎすぎた夜』(五十嵐耕平との共同監督)が話題を呼んだ
フランスの俊英ダミアン・マニヴェルが、まったく新しい試みで「母」の翻訳を挑み、
イサドラと〈子どもたち〉の物語を紡ぎあげる。
女たちの身体を通じて呼応し、伝搬していく、喪失と再生の物語。
イサドラの抱えた痛々しくも狂おしい愛が、時を超え、いま私たちに継承される。
『イサドラの子どもたち』公開記念
ダミアン・マニヴェル監督特集
10/23(金)〜10/29(木)@出町座
https://demachiza.com/movies/7820
2019年/フランス・韓国合作/84分
原題:Les enfants d'Isadora
配給:コピアポア・フィルム
監督:ダミアン・マニヴェル
製作:マルタン・ベルティエ、ダミアン・マニヴェル
脚本:ダミアン・マニヴェル、ジュリアン・デュードネ
撮影:ノエ・バック
編集:ドゥニア・シショフ
出演:アガト・ボニゼール、マノン・カルパンティエ、マリカ・リッジ、エルザ・ウォリアストン