遂に時代はこの時を迎えた。
今年必見の1作『寝ても覚めても』公開記念、
濱口竜介監督作品連続上映企画、出町座にて開催!
【1】10/6(土)〜10/12(金)『親密さ』
【2】10/13(土)〜10/19(金)『不気味なものの肌に触れる』+『天国はまだ遠い』
【3】10/20(土)〜10/26(金)『ハッピーアワー』
*東京藝術大学大学院映像研究科ウィーク(9/22〜9/28)にて『PASSION』上映あり!(9/23(日)、9/26(水))
https://www.youtube.com/watch?v=c2OvCy2ixA0
『不気味なものの肌に触れる』
千尋(染谷将太)は父を亡くして、腹違いの兄・斗吾(渋川清彦)が彼を引き取る。斗吾と彼の恋人・里美(瀬戸夏実)は千尋を暖かく迎えるが、千尋の孤独は消せない。千尋が夢中になるのは、同い年の直也(石田法嗣)とのダンスだ。しかし、無心に踊る彼らの街ではやがて不穏なできごとが起こりはじめる…。
構想段階にある長編『FLOODS』に向けての壮大なる予告編、というにはあまりにも才気と魅力に満ちた傑作中編。主演は濱口とは初タッグとなる染谷将太、『PASSION』以来5年振りの渋川清彦、『THE DEPTHS』以来3年振りの石田法嗣。また、村上淳、河井青葉、瀬戸夏実、水越朝弓など豪華俳優陣が脇を固めている。
『天国はまだ遠い』
上映時間317分の長編「ハッピーアワー」で、主演に起用した演技経験のない4人の女性たちにロカルノ国際映画祭最優秀女優賞をもたらすなど、挑戦的な作品を手がけ続けている濱口竜介監督による短編作品。もともと「ハッピーアワー」クラウドファンディングの特典として企画された。
17歳で死んだ三月は、それ以来、同級生の雄三にとり憑き、現世に留まっていた。そんなある日、亡くなった姉に捧げるドキュメンタリーを作っているという三月の妹・五月が、雄三のもとを訪れる。生前の姉の関係者に話を聞いて回っているという五月に、雄三は三月のことを話し始めるのだが…。
『不気味なものの肌に触れる』2013年/日本/54分
監督:濱口竜介
プロデューサー:北原豪、岡本英之、濱口竜介
脚本:高橋知由 撮影:佐々木靖之 音響:黄永昌 音楽:長嶌寛幸 助監督:野原位 制作:城内政芳
ヘアメイク:橋本申二 楽曲演奏:和田春 振付:砂連尾理
出演:染谷将太、石田法嗣、渋川清彦、瀬戸夏実、水越朝、砂連尾理、河井青葉、村上淳
『天国はまだ遠い』2016年/日本/30分
監督・脚本:濱口竜介
撮影:北川喜雄 録音:西垣太郎 整音:松野泉 助監督:高野徹
出演:岡部尚、小川あん、玄理