遂に時代はこの時を迎えた。
今年必見の1作『寝ても覚めても』公開記念、
濱口竜介監督作品連続上映企画、出町座にて開催!
【1】10/6(土)〜10/12(金)『親密さ』
【2】10/13(土)〜10/19(金)『不気味なものの肌に触れる』+『天国はまだ遠い』
【3】10/20(土)〜10/26(金)『ハッピーアワー』
*東京藝術大学大学院映像研究科ウィーク(9/22〜9/28)にて『PASSION』上映あり!(9/23(日)、9/26(水))
https://www.youtube.com/watch?v=y1vhE7mx_sM
神戸を舞台にした本作で、等身大の主人公を演じた4名(田中幸恵、菊池葉月、三原麻衣子、川村りら)は第68回ロカルノ国際映画祭において最優秀女優賞を獲得し、脚本にもスペシャル・メンションが授与された。その後もナント、シンガポール、バルセロナ、グァナファトの国際映画祭において、それぞれ準グランプリ、監督賞、観客賞、そして作品賞を受賞するなど、作品に対して国際的・多面的な評価が与えられている。国内ロードショーでもヒットを記録した『ハッピーアワー』はもはや名実ともに濱口竜介の代表作と言えるだろう。この到達点の後に2018年に公開された『寝ても覚めても』は、濱口竜介の新たな一歩であるとともに、『ハッピーアワー』で獲得された現実と虚構のスリリングな調和をさらに更新したものとして観られるはず。
濱口竜介
東京藝術大学大学院修了制作『PASSION』(08)が国内外で高く評価され、演技経験のない4人の女性を主演に迎えた前作『ハッピーアワー』(15)がロカルノ、ナント他の多くの国際映画祭で主要賞を受賞しその名を世界に轟かせた気鋭・濱口竜介。原作に惚れ込み映画化を熱望した『寝ても覚めても』で満を持して商業映画デビューを果たす。日常生活の中にある人間の感情や、人間関係、人々が暮らす街の姿など、普段見過ごしてしまいがちな細かい場面にまでこだわる演出で、繕いのない本当の人間らしさを映像に映し出す。特集上映の度に満席続出になるほど日本の映画ファンに熱狂的な支持を集めている。『ハッピーアワー』は、5月にフランスでも公開されて10万人を動員する大ヒットを記録。『寝ても覚めても』が初の世界三大映画祭出品でありながら、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出されるという快挙を成し遂げ、「近年稀に見る新たな才能の出現!」「日本のヌーヴェルヴァーグ!」など海外メディアも称賛。今世界が最も注目する日本人監督となった。
濱口竜介最新作!『寝ても覚めても』10/27(土)より出町座にてロードショー!!
2015年/日本/カラー/317分
監督:濱口竜介
製作総指揮:原田将、徳山勝巳 プロデューサー:高田聡、岡本英之、野原位
脚本:はたのこうぼう(濱口竜介、野原位、高橋知由) 撮影:北川喜雄
録音:松野泉 照明:秋山恵二郎 助監督:斗内秀和、高野徹
音楽:阿部海太郎 製作・配給:神戸ワークショップシネマプロジェクト(NEOPA,fictive)
出演:田中幸恵 菊池葉月 三原麻衣子 川村りら
申芳夫 三浦博之 謝花喜天 柴田修兵 出村弘美 坂庄基 久貝亜美
田辺泰信 渋谷采郁 福永祥子 伊藤勇一郎 殿井歩 椎橋怜奈