デスペア 光明への旅
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デスペア 光明への旅

上映スケジュール

2026

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人間の心理を鋭く穿つ鬼才ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
制作当時、日本での劇場公開が叶わなかった2傑作が満を持して劇場公開

愛という名の「支配と搾取」を冷徹に暴き出した『少しの愛だけでも』
ナチス台頭期のベルリンを舞台に完全犯罪を目論む男を描いた『デスペア 光明への旅』
ファスビンダーの毒烈な作家性が最も鮮明になった到達点である。

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『デスペア 光明への旅』

ファシズムの時代、完全犯罪を目論む男、崩壊する精神
ナボコフの名作『絶望』の映画化に挑んだ、最大の野心作

ナチス台頭前夜のベルリンを舞台に描く美しき狂気の物語。主人公ヘルマンはチョコレート工場の社長として成功を収めながらも、別の人生を望み、浮浪者の男を自分と瓜二つだと思い込む。別人になり替わろうと完全犯罪を目論む男の異常な犯罪計画と破滅への道程。

原作は名著『ロリータ』で知られる世界的文豪ウラジーミル・ナボコフの長編小説『絶望』。脚本は『未来世紀ブラジル』などで知られるトム・ストッパードが手がけた。映画化不可能と言わしめた小説に果敢に挑み、ファスビンダー初の英語作品として国際市場を狙った最大の野心作。撮影を務めたのはミヒャエル・バルハウス。鏡を多用した流麗なカメラワークと圧倒的な色彩美で、見るものを魅了させる。主人公ヘルマンを演じるのは、ルキーノ・ヴィスコンティ監督作『ベニスに死す』など世界の名作で異彩を放った名優ダーク・ボガード。国際的に高く評価されたイギリスを代表する実力派俳優が、正気を失っていく男を見事に怪演した。

1978年カンヌ国際映画祭パルムドールにノミネート、1978年ドイツ映画賞では監督賞、撮影賞、美術賞を受賞。ファスビンダー自身「生涯の3本」に数える思い入れの強い作品として知られている。

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『少しの愛だけでも』同時公開!

『デスペア 光明への旅』
1978年/西ドイツ・フランス/カラー/121分
1978年カンヌ国際映画祭パルムドール ノミネート
1978年ドイツ映画賞 監督賞、撮影賞、美術賞受賞

出演:ダーク・ボガード、アンドレア・フェレオル、クラウス・レーヴィッチェ