小説家・いしいしんじさんがドキュメンタリー映画に!全世界でここだけの公開です。初日8/25(土)には、映画を鑑賞したあと、スクリーンの前で紡がれる「その場小説」も開催。「きんじよ」の映画館で映画の世界をリアルに感じてください。
いしいしんじ 夏の「きんじよ」祭
いしいしんじさんのエッセイ集「きんじよ」(ミシマ社刊)刊行記念のお祭り。
本書に登場する「きんじよ」の本屋さんを総動員した1ヶ月以上のイベントです。出町座は本邦初公開の新作映画上映で参加!
ぜひご鑑賞ください!
【上映作品紹介】
いしいさんにとって、小説を書くことは生きること。その小説はどのように生み出されているのか。
約3年に渡り、その日常に密着。小説のこと、自分自身のこと、家族のことなどを赤裸々に語った十一のはなし。
熱狂的なファンをもつ作家・いしいしんじ。その小説は、生と死、前世と来世、人と動物、あらゆる境界線が溶け合う独特の世界観。
その日常は、世の中の常識や当たり前を吹き飛ばす行動・言動の数々。
しかし、人間本来の姿、〈生きる〉とはどういうことなのかを心の奥底のほうで理解しているのだと、いしいを見ていると感じる。
元来、作家とはこういう人のことをいうのではないだろうか。
京都、大阪、那覇、別府など、数年にわたって行く先々に同行し、そこで語られた言葉を紡いだドキュメンタリー。
いしいしんじの小説が生まれる背景、その現場をまざまざと映し出す。
『いしいしんじの十一のはなし』2017年/日本/92分
出演:いしいしんじ
監督・撮影・編集:香山宏三
〈撮影期間〉2011年〜2014年
〈撮影場所〉東京、京都、大阪、三崎、直島(香川)、別府、那覇など