うしろの正面だあれ【終戦80年】

上映スケジュール

2025/8/8 金 〜 8/21 木

8/8 金 〜 8/14 木 ▶︎ 11:45-『うしろの正面だあれ』(13:20終)/ ▶︎ 13:35-『火垂るの墓』(15:10終)
8/15 金 〜 8/21 木 ▶︎ 11:45-『火垂るの墓』(13:20終)/ ▶︎ 13:30-『うしろの正面だあれ』(15:05終)

同企画にて『火垂るの墓』上映もあります。▶︎詳細はこちら◀︎

料金

通常料金設定
*他館相互割引適応外

8/11 祝 
「戦後80年を迎えて__アニメーション映画で戦争をどう描くか」
登壇:片渕須直監督(『この世界の片隅に』『つるばみ色のなぎ子たち』*只今制作中新作)
開場:15:20/開始:15:30/終了:17:30
定員:50名/参加費:1000円(税込)*映画ご鑑賞とは別プログラムになります。

**トークイベントはご予約定員となりました。
*映画ご鑑賞のご予約は各上映回の1週間前 AM 10:30から電話予約を受付。券売は当日、出町座受付にて。
▶予約詳細はこちら◀

【ご注意事項】
*トークイベントでは『うしろの正面だあれ』『火垂るの墓』について言及されますので、事前に2作品をご覧いただいている状態が好ましいです。
*諸事情により中止またはイベント内容が変更になる可能性がございます。あらかじめご了承ください。
*いかなる事情が生じましても、ご購入・お引換後の変更や払い戻しは致しません。
*イベント中の撮影、録音等電子的記録行為は禁止致します。
*当方のルールを守られない等、イベント進行の妨げとなる行為が見受けられた際は、当方の判断でご退出いただく場合があります。

【終戦80年映画上映企画】として、『火垂るの墓』『うしろの正面だあれ』を2週間限定上映します。

戦火の中の市井の暮らし、そのなかで生きる子らを描いた2つのアニメーション映画。
野坂昭如の短編小説を原作に、スタジオジブリ制作、高畑勲監督によってアニメーション映画となった『火垂るの墓』(1988)は、14歳の清太と4歳の節子の兄妹が神戸の空襲を経て、両親を亡くし、たった二人で生き抜こうとする日々を描いた悲痛な名作で、今回は非常に貴重な上映機会となります。
落語家、初代・林家三平の妻で作家の海老名香葉子さんが自身の少女時代の経験を元に、東京大空襲によって家族を失った少女かよ子の自立を綴る同名児童文学を原作としたアニメーション映画『うしろの正面だあれ』(1991)もまた、近年なかなか観ることができなくなってしまった名作で、今回劇場のスクリーンでご覧いただけることとなりました。

さらに、8/11(月・祝)には『この世界の片隅に』の片渕須直監督にお越しいただき、2作品について語っていただくトークイベントも実施します。
*片渕監督は『うしろの正面だあれ』の制作に画面構成(レイアウト)として参加されています。

世界の各地で戦火がおさまらぬ不安定な情勢が続く現在、劇場での不特定多数の人と共にスクリーンで映画を共有する体験は、私たちがこの日常を生きるなかで多くのことを感じられる機会となると考えています。ぜひ皆さまとその機会をご一緒できればと願っております。

 
 


 
 

『うしろの正面だあれ』
1991年/日本/90分

声の出演:三輪勝恵、若本規夫、池田昌子、海老名泰孝、佐々木望、野沢雅子、柳沢三千代、沼波輝枝

監督・絵コンテ:有原誠治
原作:海老名香葉子
脚本:今泉俊昭、有原誠治
キャラクターデザイン・作画監督:小野隆哉
美術監督:小林七郎
色彩設定:西川裕子
撮影監督:諌川弘
編集:尾形治敏
音楽:小六禮次郎
音響監督:明田川進
音響担当:三間雅文
録音スタジオ:アオイスタジオ
効果:倉橋静男
画面構成:片渕須直
企画:鳥山英二、寺島鉄夫
製作者:国保徳丸、瀬戸義昭、西村豊治、橋本湛匡、伊藤叡
アニメーション制作:虫プロダクション
製作:「うしろの正面だあれ」製作委員会(テレビ東京、スペース映像、にっかつ児童映画、アルファデザイン、虫プロダクション)
配給:共同映画