オーファンズ・ブルース *『オーガスト・マイ・ヘヴン』公開記念リバイバル

上映スケジュール

2025/2/14(金)〜2/27(木)

工藤梨穂監督最新作『オーガスト・マイ・ヘヴン』同日2/14よりロードショー!▶︎詳細はこちら◀︎

2/14(金)〜2/20(木)17:45-『オーファンズ・ブルース』(19:20終)/19:30-『オーガスト・マイ・ヘヴン』(20:15終)
2/21(金)〜2/27(木)18:25-『オーファンズ・ブルース』(20:00終)/20:10-『オーガスト・マイ・ヘヴン』(20:55終)

料金

通常料金設定

【舞台挨拶】*上映後に7分実施予定
2025/2/23(日)18:25 の回
登壇:工藤梨穂監督

同日、20:10-『オーガスト・マイ・ヘヴン』でも
工藤監督の舞台挨拶がございます。あわせてご参加くださいませ。


*****以下のイベントは終了しました*****
【舞台挨拶】
2025/2/14(金)17:45 の回
登壇:村上由規乃さん、工藤梨穂監督

*本編上映後に舞台挨拶を行います。
*実施1週間前から電話予約を受付。券売と座席指定は当日先着順。
▶予約詳細はこちら◀

【ご注意事項】
*ただいま感染症拡大予防のご案内をしております。▶こちら◀
*諸事情により中止または登壇者が変更になる可能性がございます。あらかじめご了承ください。
*いかなる事情が生じましても、ご購入・お引換後の鑑賞券の変更や払い戻しは致しません。
*サイン会を実施する場合、パンフレット等ご購入いただいたもの1点にのみ限らせていただきます。
*登壇者との個別の写真・動画撮影には基本応じられません。
*登壇者との握手や直接の接触は基本応じられません。
*登壇者へのプレゼント等は基本お渡しできません。
*上記の事項を守られない等、非常識な行動が見受けられた際は、当方の判断でご退出いただく場合があります。

公式サイト

終末感が漂う終わらない夏、忘却の予感と共に旅路をゆく女。
誰かを思い続け、その背中を追う若者たちの姿を映し出した”希望”のロードムービー。

工藤梨穂監督が京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)映画学科の卒業制作として撮り
国内外の高い評価を得た鮮烈のデビュー作。
その精神的な続編とも言える『オーガスト・マイ・ヘヴン』の公開に際し、
今再び、孤児たちの果てなき源流への旅を刻む本作がスクリーンに復刻する。

***** *****

「さすらいの青春」は死語だが、その実態であるエゴは永遠に美しい。
その永遠に『オーファンズ・ブルース』は不可能な1ページを書き加えた。
 青山真治(映画監督)

なにはともあれ、出ている人間たちの顔や佇まいがいい。ひさしぶりに映画で「肌」をみた。
そう簡単にこんな「強靭な肌」は映らない。夏の強い日差しに焼かれ続け、汗や涙が垂れ流れ、
ペンで文字を殴り書きされ、醜く傷つけられる、頬や額や腕や指先や首筋の「肌」が、
にもかかわらず終始ピンと張りつめ切っている。
様々な光や炎に照らされるその緊迫した肌理をみつめているうちにあっという間に終わった。
痛みまくっているはずなのになお、いやそれゆえに美しい、そんな肌の強さがしかと記録されている。
この映画も失敗や間違いの傷跡だらけと言えるかもしれず、その傷跡が見る人を惑わせることもあるかもしれないが、
そんなこと御構いなしに凛としようとしている。『もののけ姫』のサンより『オーファンズ・ブルース』の村上由規乃だ。
 三宅唱(映画監督)

 

 

『オーファンズ・ブルース』から6年___
工藤梨穂監督×村上由規乃主演最新作『オーガスト・マイ・ヘヴン』2/14(金)よりロードショー!

『オーファンズ・ブルース』Orphan's Blues
2018年/日本/89分

監督・脚本・編集:工藤梨穂『裸足で鳴らしてみせろ』『オーガスト・マイ・ヘヴン』
撮影:谷村咲貴 照明:大崎和 録音:佐古瑞季
美術:柳芽似、プロムムアン・ソムチャイ
衣装:西田伸子 メイク:岡本まりの
助監督:遠藤海里、小森ちひろ 制作:池田有宇真、谷澤亮

出演:
エマ:村上由規乃
バン:上川拓郎
ユリ:辻凪子
アキ:佐々木詩音
ルカ:窪瀬環
ヤン:吉井優