わたし、本当はさみしかった
からっぽな心が満ちていくトンボの旅
鳥取の町で清掃員として働いているのり子(綾瀬はるか)は、いつもひとりぼっち。ある日、仕事で訪れた病院で、入院患者の理映子(市川実日子)から「姫路にいる私の娘をここに連れてきてほしい」と頼まれた彼女は、何かに突き動かされるように姫路へと向かう。のり子が見つけることができたハル(大沢一菜)は、森の中で秘密基地を作って遊ぶ風変わりな女の子だった。初対面ののり子の顔を見て、「トンボ」というあだ名をつけるハル。さまざまな人たちと出会いながら、姫路から鳥取まで一本道の国道29号線を進んでいく2人の旅がはじまった。
2024/日本/120分
監督・脚本:森井勇佑
出演:綾瀬はるか、⼤沢⼀菜
伊佐山ひろ子、高良健吾、原田琥之佑、大西力、松浦伸也
河井青葉、渡辺美佐子、市川実日子
原作:中尾太一「ルート29、解放」(書肆子午線刊)
主題歌:「Mirror」Bialystocks(IRORI Records / PONY CANYON)