知られざるアメリカの女性監督
ニナ・メンケスの作品が日本劇場初公開
『マグダレーナ・ヴィラガ』
『クイーン・オブ・ダイヤモンド』
『ブレインウォッシュ セックス-カメラ-パワー』
自らプロデューサーや撮影をつとめ、過激なまでに独自の美学を貫き通し、ガス・ヴァン・サントをはじめ多くの映画人から愛されるアメリカの孤高の映画監督、ニナ・メンケス。手掛けた作品は数々の国際映画祭に招聘され、シャンタル・アケルマンやケリー・ライカートらを引き合いに称賛されてきたものの、我が国では長い間劇場公開されることはなかった。近年、初期作品がアカデミー・フィルム・アーカイヴとマーティン・スコセッシ設立の映画財団(The Film Foundation)によって修復されるなどさらに評価の気運が高まり、ついに代表作3本が日本のスクリーンにあらわれる。
『マグダレーナ・ヴィラガ』 2Kレストア版
“ Magdalena Viraga ”
1986年/90分
監督・製作・脚本・撮影:ニナ・メンケス 編集:ティンカ・メンケス、ニナ・メンケス
出演:ティンカ・メンケス、クレア・アギラール
©1986 Nina Menkes ©2024 Arbelos
『クイーン・オブ・ダイヤモンド』4Kレストア版
“ Queen of Diamonds ”
1991年/75分
監督・製作・脚本・撮影:ニナ・メンケス 編集:ティンカ・メンケス、ニナ・メンケス
出演:ティンカ・メンケス、エメルダ・ビーチ
©1991 Nina Menkes ©2024 Arbelos
『ブレインウォッシュ セックス-カメラ-パワー』
“ BRAINWASHED: Sex-Camera-Power ”
2022年/107分
製作・監督:ニナ・メンケス 撮影:シェイナ・ヘイガン 作曲:シャロン・ファーバー
出演:リアノン・アーロンズ、ロザンナ・アークエット、キャサリン・ハードウィック
© BRAINWASHEDMOVIE LLC