【ベルギーの闇三部作】
ファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督がとり憑かれたように制作し続ける、決して逃れ得ぬ人間の恐ろしい闇を描く三部作。
2004年『変態村』CALVAIRE = キリスト磔刑の地ゴルゴタの丘、さらには髑髏の意。ラテン語。
2014年『地獄愛』ALLELUIA = ハレルヤ、賛美の意。ラテン語。
2021年『依存愛』ADRATION = 崇拝の意。
ぜひ、3作をご覧ください。
すると、恐るべき実態が浮き上がってきます。
グロリアという名の、女、母、少女がすべてに関わっている。
彼女に関わった者は例外なくすべて破滅へと至る。
一体、グロリアとは何なのか!?
彼女はどの時代も、どの場所にも、存在するのだ……人間がいる限り!
ファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督がどっぷりとり憑かれながら警鐘を鳴らし続ける、恐るべき闇=魔の偏在を見よ!
『変態村』CALVAIRE
売れないシンガーが迷い込んだ、地図にも載らない小さな村。
その閉ざされた村で炸裂する血、豚、破壊、底なし沼、変態地獄の数々……。
「なんで僕がこんな目に!僕はなにもしてないのに!!!」
その凄惨な猛地獄の果てに繰り広げられるサタンタンゴならぬ狂気のダンス!森に轟く断末魔の叫び!本当に恐いのは人間だ……!
ベルギーの闇三部作、一挙上映!死んでも絶対離れない。どの時代も、どの場所にも偏在するグロリアの戦慄を見よ!
『変態村』
2004年/ベルギー・ルクセンブルグ合作/94分
原題:CALVAIRE
配給:キングレコード
出演:ローラン・リュカ、ジャッキー・ベロワイエ、フィリップ・ナオン
監督:ファブリス・ドゥ・ヴェルツ(『変態村』『地獄愛』『依存魔』)
脚本:ファブリス・ドゥ・ヴェルツ、ロマン・ブロタ
撮影:ブノワ・デビー
編集:サビーヌ・ユボー
音楽:ヴァンサン・カエイ