ドストエフスキーの短編小説を翻案し、舞台をロシアから
製作当時のパリに置き換えたロベール・ブレッソン初のカラー作品。
ドミニク・サンダ、鮮烈のデビュー作!
女優はこのように撮れと、
ブレッソンはいっているかのようだ。
そう思って視線を向けた画面で、
ドミニク・サンダは、一瞬ごとに、
女優を遥かに超えた女へと、
艶めかしく変貌してゆく。
蓮實重彥(映画評論家)
『やさしい女』デジタル・リマスター版
1969年/フランス/89分
原題:Une femme douce
配給:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム
日本初公開:1986年3月29日
監督:ロベール・ブレッソン
製作:マグ・ボダール
原作:フョードル・ドストエフスキー
撮影:ギスラン・クロケ
美術:ピエール・シャルボニエ
音楽:ジャン・ウィエネル
出演:ドミニク・サンダ、ギイ・フライジャン、ジャン・ロブレ