救いの接吻

上映スケジュール

2019年、夏

料金

未定

Original title:Les Baisers de Secours/Language:French

公式サイト

1964年、16歳の処女短編「調子の狂った子供たち」から現在に至るまで精力的に映画を撮り続けている、ヌーヴェル・ヴァーグ以降のフランスを代表する映画監督フィリップ・ガレル(1948年~)。ガレル自身が自らの数多くの作品のなかで「自伝と台詞の時代」として区切る中期の代表作『救いの接吻』(89年)、『ギターはもう聞こえない』(91年)を上映します。

夫と妻、父と子、映画とともに生きるしかできない者たち
フィリップ・ガレルによる至高の家族映画、日本初公開!

新作の準備を進めていた映画監督のマチューは、主役を別の女優に決めたことで、妻で女優のジャンヌから激しい糾弾を受ける…。愛の終わりとその持続について苦悩し語り合う男と女。映画監督と女優であり、夫と妻であり、また息子の父と母でもあるふたりの対話は永遠に続いていく。フランスの名匠フィリップ・ガレルが傑作『ギターはもう聞こえない』(91)の前に製作した、あるひとつの愛の物語。つねに私小説的な映画をつくりだしてきたガレルならではの、私生活と創作をめぐる果てなき問いがくりひろげられる。出演は、フィリップ・ガレル本人と当時のパートナーであるブリジット・シィ、今やフランスを代表する俳優となった息子ルイ・ガレル、実父である名優モーリス・ガレル。崩壊の危機にある家族の物語を、監督を含め実際の家族たちが演じた、至高の家族映画。本作を機にガレルと数々の名作をつくりだすことになる詩人で小説家のマルク・ショロデンコによるダイアローグは、愛の可能性と、物語の誕生の瞬間を描き出す。






『ギターはもう聞こえない』

1989年/フランス/83分/モノクロ

監督・脚本:フィリップ・ガレル
台詞:マルク・ショロデンコ 撮影:ジャック・ロワズルー
編集:ソフィー・クサン 音楽:バーニー・ウィレン

出演:ブリジット・シィ、フィリップ・ガレル、ルイ・ガレル、アネモーネ、モーリス・ガレル、イヴェット・エチエヴァン

1989年ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門出品