【出町座こけら落とし作品vol.3】
これだけは絶対変えられぬと思うことだけを箇条書きにして・・・。
僕たちは、
(1)鬼太鼓座の音の映画を作ろう。
(2)その音は、鬼太鼓座の若者達が、その心と体の極限を駆使して叩き、吹き、弾いて生み出すものなのを伝える映画を作ろう。
(3)その轟く響きは、誰しもぶつかる青春の一時期の懊悩 ― 自分は一体何なのだ ― の問いかけに一つの答えの手懸りを送るかも知れない、その思いをこめた映画をつくろう。
以上の三ツです。
―演出の言葉 加藤泰/プレスシートより―
1981年/日本/モノラル/シネスコ/デジタルリマスターDCP/107分
【スタッフ】
監督:加藤泰 プロデューサー:田中康義 脚本:仲倉重郎
電子音楽:一柳慧 撮影:丸山恵司 美術:梅田千代夫
照明:野田正博 編集:冨宅理一 録音:西崎英雄 美術デザイン:横尾忠則
【キャスト】
河内敏夫、林英哲、大井良明、藤本吉利、高野巧、風間正文、近藤克次、鎌田豊数、富田和明、小幡キヨ子、小島千恵子、梅沢容子、山本春枝、鈴木春美、森みつる