GEORAMA 2017-18 Presents<br>〈ワールド・アニメーション 長編アニメーションの新しい景色〉特別版
GEORAMA 2017-2018 presents

GEORAMA 2017-18 Presents
〈ワールド・アニメーション 長編アニメーションの新しい景色〉特別版

上映スケジュール

10/27(土)〜11/8(木)

料金

当日一般:1500円
シニア:1100円/学生・出町座会員:1000円
*他館相互割は適応外。
*本企画半券提示で当日一般1300円に割引。

公式サイト

【イントロダクション】
「まったく新しいアニメーション・フェスティバル」GEORAMAによる世界最新の長編アニメーションの達成を網羅する大規模特集上映<ワールド・アニメーション 長編アニメーションの新しい景色>。1月に開催された特集上映が、好評により今秋、特別版として帰ってきました!東京と京都で約2週間に渡って繰り広げられる、今世界でいちばんコアな長編アニメーション、ご堪能ください!


【タイムテーブル】


【上映作品紹介】

『トーリー・パインズ』Torrey Pines

クライド・ピーターソン/アメリカ/2016年/60分
◉1990年代初頭、南カリフォルニア。12歳のピーターソンは、妄想で気を病む母親から逃れるように、アメリカ大陸を横断する旅に出る。そこで起こる奇妙な出来事と、次第に湧き上がる自分の性別への違和感。監督の自叙伝でもある個人制作切り絵長編作品を、ミュージシャンとしても活躍する監督本人によるライブ演奏版で特別にお届け! 元デス・キャブ・フォー・キューティーのクリス・ウォラのプロデュース、グラミー賞受賞のキンヤ・ドーソン(『JUNO』)によるサウンドトラックにも注目。


『ナッツ! ブリンクリー博士の奇妙な運命』Nuts!

ペニー・レイン/アメリカ/2016年/79分
◉大恐慌時代のアメリカ、ブリンクリー博士は性的不能者の画期的な治療法を考案する――ヤギの睾丸を移植するのだ! 政治家になったり、100万ワットのラジオ局を作ったり、治療法のウソを暴かれたり……とにかく破天荒なこの実在の人物の人生が、様々な手法を組み合わせた愉快なアニメーション・ドキュメンタリーで蘇る。


『海でひとりのスローカム』SLOCUM at Sea with Himself

ポール&サンドラ・フィエリンガー/2015年/アメリカ/122分
◉キャプテン・スローカムは一人海へと飛び出す、史上初のヨットでの単独世界周航を果たすため…実在の人物の人生をベースに、セリフがすべてが吹き出しで展開するユーモラスな冒険譚。完成時の御年80歳、かつてはセサミストリートなどのアニメーションを手掛け、過去のGEORAMAで上映した初長編『マイ・ドッグ・チューリップ』も話題のアメリカ・インディーの最長老から届いた野心的な新作。


『パーシスタンス・オブ・ヴィジョン リチャード・ウィリアムスと幻の長編』Persistence of Vision

ケビン・シュレック/2012年/カナダ=イギリス=アメリカ/83分
◉『ロジャー・ラビット』のアニメーション監督リチャード・ウィリアムスには、完成に向けて四半世紀以上も苦闘しつづけた長編作品があった。1990年代にひっそりと公開されたその作品は、どうも本人のお気に召す出来ではないようで…彼の脳内にあった完全なる傑作がいかに失敗してしまったかを関係者のインタビューや未公開クリップを交えて語っていく本ドキュメンタリーは、クリエイターであれば涙ナシでは観ることのできないものとなっている。


『コンシューミング・スピリッツ』Consuming Spirits

クリス・サリバン/2012年/アメリカ/136分
◉アメリカ郊外の田舎町マグソンに暮らす42歳のヴィオレット、38歳のブルー、64歳のグレイ。3人の運命は、思わぬかたちでつながり、変容していく。隠されるべき家族の秘密、明らかにされるべきもの。ある夜の飲酒運転と自動車事故が引き金に、記憶の貯蔵庫が開け放たれる。初上映以来、ここ日本でも着実にファンを増やす現代の傑作が、GEORAMAに再度上陸。巨大な癒しと救いの物語。


『サリーを救え!』Saving Sally

アヴィッド・リオンゴレン/フィリピン=フランス/2016年/94分
◉漫画家志望のマーティは、発明家のサリーを救うため、性欲の塊のような彼氏やモンスターのような両親たちと戦っていく。実写俳優とアニメーションを合成するスタイルはフィリピン版『スコット・ピルグリムVS邪悪な元カレ軍団』? 画面に滴るフレッシュさはまるで『君の名は。』のようでもある。12年かけて作られた本作は、東南アジアの新たな景色を間違いなく見せてくれる。

字幕協力:大阪アジアン映画祭


フィル・ムロイ「クリスティーズ」シリーズ一挙上映

◉口パクするシルエットとテキスト読み上げソフトによるセリフ…イギリスの鬼才フィル・ムロイによる超ミニマルな個人制作長編4部作を一挙上映。イギリスの「典型的な」クリスティー一家で巻き起こる数々の騒動。適当さや悪趣味さに胸クソが悪くなるくらいに笑えて、最終的には背筋が凍るくらいに怖くなり、観終わったあとにはただ唖然と街を彷徨うしかなくなる、圧倒的な体験。

『ザ・クリスティーズ』The Christies

フィル・ムロイ/2006年/イギリス/80分


『さよならミスター・クリスティー』Goodbye, Mister Christies

フィル・ムロイ/2010年/イギリス/77分


『死亡以上埋葬未満』Dead but Not Buried

フィル・ムロイ/2011年/イギリス/80分


『痛くて惨めだ』

フィル・ムロイ/2013年/イギリス/75分


『大人のためのグリム童話 手をなくした少女』
“La Jeune Fille sans Mains”

2016年/フランス/80分/監督:セバスチャン・ローデンバック
★10/13(土)〜10/26(金)京都シネマにて2週間限定公開!
★11/9(金)〜11/23(金)出町座にて上映決定!

作品公式サイトhttp://newdeer.net/girl/
 

水墨画のように省略が行き届いたアートスタイルにたじろぐな。
童話という言葉に心の窓を曇らせるな。
ここにあるのは映画だ。重厚で凄まじい一本の映画だ。
___片渕須直(アニメーション映画『この世界の片隅に』監督)