「わたしは何者?」
“スター女優”のルビーは、自らの幼少期の記憶と自分自身の歴史を辿り、“偶像”としての自分を客観的に見つめ直す。一方、ロンドンの銀行で働く黒人のフランス人女性セレステは、「数字を移動するだけ」の労働の空虚さに疑念を抱き、やがて「金」と「権力」の関係に強い関心を抱くように。本作は『オルランド』(92)などで世界的な評価を得ている、イギリスを代表する映画監督の一人、サリー・ポッターの長編デビュー作。近年フェミニズム映画の金字塔として評価が高まっている。撮影は、シャンタル・アケルマン監督『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』(75)を手がけたバベット・マンゴルト。主演は『ダーリング』(65)でアカデミー賞主演女優賞を受賞したジュリー・クリスティ。

『ザ・ゴールドディガーズ』The Gold Diggers
1983/UK/89min *国内劇場初公開
監督:サリー・ポッター
脚本:リンジー・クーパー、ローズ・イングリッシュ、サリー・ポッター
撮影:バベット・マンゴルト
音楽:リンジー・クーパー
編集:サリー・ポッター
美術:ローズ・イングリッシュ
振付:サリー・ポッター
出演:ジュリー・クリスティ、コレット・ラフォン、ヒラリー・ウェストレイク
デヴィッド・ゲイル、ジャッキー・ランズリー、ロル・コックスヒル