レオス・カラックスの出発点!
夜のパリを彷徨うふたつの孤独な魂の出会いを描いた奇跡の長編デビュー作
1984年カンヌ国際映画祭でヤング大賞を受賞し、「ゴダールの再来」「神童(ヴンダーキント)」「恐るべき子供(アンファン・テリブル)」とフランス映画界を震撼させたレオス・カラックス22歳の初長編『ボーイ・ミーツ・ガール』。
親友に恋人をとられたアレックスは、恋人とケンカしたミレーユと偶然出会う。記憶か夢の断片のような美しいシーンの連鎖と、アレックスの詩的で独白的な語りによって、一目惚れ、そしてやがてくる思わぬ悲劇が、コップの水が静かに溢れ出すような緊張感で語られる。
当時、批評家セルジュ・ダネーはリベラシオン紙で「アレックスとミレーユの視線には何か今日的なものがある。若いが迷いはなく、彼らを取り巻く世界のよそ者で、必然的に抑えられた反抗の告白」と評した。『ボーイ・ミーツ・ガール』は80年代という時代感覚を色濃く伝える、カラックスの出発点となる長編デビュー作だ。
『ボーイ・ミーツ・ガール』Boy Meets Girl
1983/France/104min
監督・脚本:レオス・カラックス
撮影:ジャン=イヴ・エスコフィエ
出演:ミレーユ・ペリエ、ドニ・ラヴァン
日本語字幕:関美冬 配給:ユーロスペース