第78回カンヌ国際映画祭〈グランプリ〉受賞
第94回米アカデミー賞〈国際長編映画賞〉受賞
父と娘の因縁も 家族のルーツの秘密も
この家の端々に刻まれている
それは過ちであったのか
後悔を抱えて死にゆくしかないのか
映画監督である父は 残り少ない自身の才と時間を
この家の物語を映画に刻むことに賭ける
母を捨て、家族を捨てた父とのわだかまりを
根強く持ち続ける長女のもとに
父はそのシナリオを持って現れた
娘にこの家の物語の体現者として託したかったがゆえに
長女の代わりに映画監督から体現者を託されたアメリカの気鋭の女優
あやうい精神を抱える長女を支え、弱くなった父を捨ておけない次女
ある家族のすべてを見つめてきたこの家をめぐるそれぞれの思惑は
どこへと終着するのか
新たな北欧の名匠 ヨアキム・トリアーが
この不寛容で不安定な時代に映し出す
相入れない関係の 思いがけないひとつの結末
『センチメンタル・バリュー』SENTIMENTAL VALUE
2025/Norway/133min
出演:レナーテ・レインスヴェ、ステラン・スカルスガルド
インガ・イブスドッテル・リッレオース、エル・ファニング
監督:ヨアキム・トリアー
脚本:ヨアキム・トリアー、エスキル・フォクト