彼女がアメリカを“毒”で正す__。
【ジェシカねえさん祭り】
ジェシカ・チャステイン主演×『ソーシャル・ネットワーク』脚本アーロン・ソーキン監督デビュー作『モリーズ・ゲーム』を同時上映!
アカデミー賞®7部門受賞作『恋におちたシェイクスピア』
ジョン・マッデン監督最新作
『ゼロ・ダーク・サーティ』のジェシカ・チャステイン』が新境地を開拓し、
アメリカを影で動かす、ロビイストを怪演!!
【イントロダクション】
政治家の心や世論を動かし、マスコミも操作し、世界を変える決断に深く関与する。そんなプロフェッショナル集団=ロビイスト。いったい彼らはどんな戦略を立て、その見えざる手で人々の心や巨大な権力すら操作するのか? 戦略の天才たちにモラルや常識は必要ない。危険な一線も越えて繰り出される秘策は、どんな武器よりも強力で過激! 一瞬先も読めないロビイストたちの闘いが、かつてない興奮とサプライズ、感動をもたらす話題作が誕生した。
ロビイストの“女神”に君臨するのが、エリザベス・スローン。真っ赤なルージュ、一流ブランドとハイヒールで武装した彼女が、天才的なひらめきと無敵の決断力で、巨大な勢力を敵に回し、ロビイスト人生を懸けた大仕事に挑むことにーー。
一切の妥協を許さず、敵はもちろん、味方をも畏れさせるエリザベス。睡眠時間も惜しんで策略を巡らせ、プライベートの時間をもたず、男性への欲望は「お金」で解消する。これ以上ないほど強烈なインパクトのヒロインを演じるのは、『ゼロ・ダーク・サーティ』のジェシカ・チャステイン。本作品でゴールデン・グローブ賞主演女優賞にノミネートされたハイレベルな名演、観客の目もあざむく怪演は必見だ。また、『キングスマン』のマーク・ストロング、『インターステラ―』でチャステインと共演したジョン・リスゴーが脇を固め、物語にリアリティをもたらす。
銃規制法案を巡るロビー活動の攻防には巧妙な罠も仕掛けられ、予想不能のサスペンスが展開。そして逆転に次ぐ逆転劇の末に導かれるのは、清々しくエモーショナルな結末!
近寄りがたいほど鉄壁だったヒロインに、気がつけば心をわしづかみにされている……。
【ストーリー】
最大手のロビー会社で、花形ロビイストとして知られるエリザベス・スローンは、銃擁護派団体から仕事を依頼される。女性の銃保持を認めるロビー活動によって、新たな銃規制法案を廃案に持ち込んでくれというのだ。信念に反する仕事はできないと拒否したエリザベスは、敵陣営である小さなロビー会社へ移籍。銃規制法案を可決させるロビー活動に専念する。新たなスタッフとともに奇策ともいえる戦略を進めるエリザベス。やがて形勢は有利になっていくが、巨大な権力をもつ銃擁護派団体や元会社も負けてはいない。エリザベスの過去のスキャンダルが暴かれ、スタッフに命の危険が迫るなど、事態は予測できない方向へ進んでいく……。
2016年/フランス・アメリカ合作/132分/原題:Miss Sloane
監督:ジョン・マッデン
出演:ジェシカ・チャステイン、マーク・ストロング、ググ・バサ=ロー、ジョン・リスゴーほか