マン・レイ、ピカソ、シャネル、 ジャン・コクトー、ダリ、コンデ・ナストら時の天才たちを魅了したミューズは
トップモデルから転身、20世紀を代表する女性報道写真家となった。その名はリー・ミラー。
その情熱的で数奇な運命を、ケイト・ウィンスレットが体現する。
「この作品に取り組むにあたって、私はこう考えた。『私は最大限に自由でいなくてはいけない、だってリーもそうだったから』と。誰もがミラーを愛した。化粧もせず、見た目を気にしないけれど、それでも男性たちを虜にした。彼女はどこまでも自分に忠実な人だった。面倒で、行き当たりばったりで、時にどうしようもない女性だけれど、自分の足で立って『そう、これが私よ』と言える術を知っている。そんな女性を表現したかった」ケイト・ウィンスレット(本作主演・製作)
リー・ミラーを演じたケイト・ウィンスレットは自ら本作の製作に数年がかりで携わり、彼女の意欲と情熱に錚々たる豪華キャスト陣が共感し、集結した。
リーの友人ソランジュ・ダヤン役でマリオン・コティヤール(『インセプション』『アネット』)
リーの夫ローランド・ペンローズ役でアレクサンダー・スカルスガルド(『ノースマン 導かれし復讐者』『インフィニティ・プール』)
アメリカ『LIFE』誌のカメラマンでリーと組んで戦場に赴いたデイヴィッド・シャーマン役でアンディ・サムバーグ(『パーム・スプリングス』主演)
VOGUE UK編集部で報道写真家としてのリーを支えるオードリー・ウィザーズ役でアンドレア・ライズボロー(『To Leslie トゥ・レスリー』主演)
シュルレアリスト芸術家でリーの友人ヌーシュ・エリュアール役でノエミ・メルラン(『燃ゆる女の肖像』『エマニュエル』主演)
70歳のリーに取材する若手ジャーナリスト役にジョシュ・オコナー(『ゴッズ・オウン・カントリー』『チャレンジャーズ』)
『エターナル・サンシャイン』などの撮影監督エレン・クラスが長編映画初監督を務めた。
リー・ミラーが撮った写真
『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』LEE
2023/UK/116min
監督:エレン・クラス
製作:ケイト・ウィンスレット、ケイト・ソロモン
出演:ケイト・ウィンスレット、アンディ・サムバーグ、アレクサンダー・スカルスガルド、マリオン・コティヤ ール、ジョシュ・オコナー、アンドレア・ライズボロー、ノエミ・メルラン