『海がきこえる』は、月刊『アニメージュ』で連載された作家・氷室冴子の原作小説をスタジオジブリの若手スタッフが中心になって1993年に長編アニメーション化、テレビスペシャルとして放映された作品。高知と東京を舞台に、10代の終わりが近づく3人の若者たちの繊細な心の揺らぎや葛藤に向き合う青春 模様をみずみずしく描き出しています。多くの人にとって馴染みのあるスタジオジブリ作品とは一味違った作風で、人間関係の機微や複雑さを捉えたリアルなテーマと情景が心に残るストーリーが、今の時代も輝きを放ちます。3週間の限定上映、どうぞこの機会をお見逃しなく。

© 1993 Saeko Himuro/Keiko Niwa/Studio Ghibli, N

© 1993 Saeko Himuro/Keiko Niwa/Studio Ghibli, N

© 1993 Saeko Himuro/Keiko Niwa/Studio Ghibli, N

© 1993 Saeko Himuro/Keiko Niwa/Studio Ghibli, N

© 1993 Saeko Himuro/Keiko Niwa/Studio Ghibli, N
『海がきこえる』
1993/Japan/72min
声の出演:飛田展男、坂本洋子、関 俊彦
原作:氷室冴子
脚本:中村 香
監督:望月智充
音楽:永田 茂
主題歌:坂本洋子
制作:スタジオジブリ若手制作集団