カナダの狂才ガイ・マディンの初期作品が遂に日本の劇場に降臨する。
長編第1作『ギムリ・ホスピタル』(1988) 長編第2作『アークエンジェル』(1990)
2作品同時、奇跡の4K版公開!
現実と幻想、過去と現在が交錯した異形の世界をモノクロ・サイレント・スタンダードサイズの画面で構築し、80年代的グロテスクを混交させて描かれるガイ・マディンの初期2作品。長編デビュー作『ギムリ・ホスピタル』はデヴィッド・リンチ監督『イレイザーヘッド』やアレハンドロ・ホドロフスキー『エル・トポ』を全米配給したベン・バーレンホルツの目に留まり「全くとんでもない、エキサイティングな作品。限られた観客層が強力な反応を示す類の映画だ」と称されNYで公開、長期にわたってカルト的な人気を獲得した。『ミッドサマー』のアリ・アスターがガイ・マディンの最新作『Rumours』(2024/ケイト・ブランシェット主演)を自ら動いてプロデュースしたこともあり、 再上映の期待が高まっていたところでの日本公開となる。
『ギムリ・ホスピタル』Tales from the Gimli Hospital
1988年/カナダ/英語・アイスランド語/モノクロ/スタンダード/72分
監督・脚本・撮影・編集:ガイ・マディン
出演:カイル・マクローチ、マイケル・ゴッリ、アンジェラ・ヘック
『アークエンジェル』Arch Angel
1990年/カナダ/英語/モノクロ/スタンダード/78分
監督・脚本・撮影・編集:ガイ・マディン
出演:カイル・マクローチ、マイケル・ゴッリ、サラ・ネヴィル