村上春樹の6つの短編を再構築した、村上原作初のアニメ映画。『化け猫あんずちゃん』と同じくフランスの制作会社MIYUが携わり、実写撮影をベースにした独自の技法と緻密な音響設計によって、ミステリアスかつ生々しいリアリティの作品が誕生。オリジナルは英語発声だが、ピエール・フォルデス監督念願の日本語版を深田晃司監督演出で実現し、さらに作品の表現性を深めることに成功した。
『めくらやなぎと眠る女』
2022年/フランス・ルクセンブルク・カナダ・オランダ合作/109分
原題:Saules Aveugles, Femme Endormie
英題:Blind Willow, Sleeping Woman
配給:ユーロスペース、インターフィルム、ニューディアー、レプロエンタテインメント
監督・脚本:ピエール・フォルデス
原作:村上春樹(「かえるくん、東京を救う」、「バースデイ・ガール」、「かいつぶり」、「ねじまき鳥と火曜日の女たち」、「UFOが釧路に降りる」、「めくらやなぎと、眠る女」)
声の出演:ライアン・ボンマリート、ショシャーナ・ビルダー、マルセロ・アロヨ、スコット・ハンフリー、アーサー・ホールデン、ピエール・フォルデス
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日本語版キャスト:磯村勇斗、玄理、塚本晋也、古舘寛治、木竜麻生、川島鈴遥、梅谷祐成、岩瀬亮、内田慈、戸井勝海、平田満、柄本明
日本語版演出:深田晃司
監修:ピエール・フォルデス
翻訳協力:柴田元幸
音響監督:臼井勝