私、オルガ・ヘプナロヴァー

上映スケジュール

2023/7/7(金)〜7/27(木)

7/7(金)〜7/13(木)14:35-(16:25終)
7/14(金)〜7/20(木)20:55-(22:45終)
7/21(金)~7/27(木)16:50-(18:40終)
*7/27終映

料金

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チェコ最後の女性死刑囚──22歳のオルガ、心震える実話。

 

1973年、22歳のオルガはチェコの首都であるプラハの中心地で、路面電車を待つ群衆の間へトラックで突っ込む。この事故で8人が死亡、12人が負傷する。オルガは逮捕後も全く反省の色も見せず、チェコスロバキア最後の女性死刑囚として絞首刑に処された。犯行前、オルガは新聞社に犯行声明文を送った。自分の行為は、多くの人々から受けた虐待に対する復讐であり、社会に罰を与えたと示す。自らを「性的障害者」と呼ぶオルガは、酒とタバコに溺れ、女たちと次々、肌を重ねる。しかし、苦悩と疎外感を抱えたままの精神状態は、ヤスリで削られていくかのように悪化の一途をたどる…。

2016年ベルリン国際映画祭パノラマ部門のオープニング作品を飾った本作は、2010年に刊行された原作「Ja, Olga Hepnarová」を元に、チェコ映画界の新鋭トマーシュ・ヴァインレプとペトル・カズダ両監督が映画化。主演は『ゆれる人魚』(15)、『マチルダ 禁断の恋』(17)のポーランド出身、ミハリナ・オルシャンニスカ。社会の片隅でもがく絶望の演技でチェコ・アカデミー賞主演女優賞を受賞。誰にも打ち明けられず、誰にも理解されず、誰にも助けられない、怒りと絶望が水滴のようにグラスに留まって、やがて零れ落ちるとき運命の扉が開く…感傷を一切排したこの衝撃作は、加害者と被害者どちらにもなりうる私たちを残して、平手打ちのように終わる。
 


 

2016年/チェコ・ポーランド・スロバキア・フランス合作/チェコ語/105分
原題:Já, Olga Hepnarová 日本語字幕:上條葉月  字幕監修:ペトル・ホリー
配給:クレプスキュールフィルム

監督・脚本: トマーシュ・ヴァインレプ、ペトル・カズダ
原作:ロマン・ツィーレク
撮影:アダム・スィコラ
編集:ヴォイチェフ・フリッチ
美術:アレクサンドル・コザーク
衣装:アネタ・グルニャーコヴァー

出演: ミハリナ・オルシャニスカ、マリカ・ソポスカー、クラーラ・メリーシコヴァー、マルチン・ペフラート、マルタ・マズレク