自身の経験を基に制作した自主制作映画
川野邉修一監督自身の経験を基にLGBTQの世界がテーマの今作品は、とあることから集まる7人のゲイ(男性同性愛者)によるホームパーティーを舞台とし、セクシャル・マイノリティとしての各々の葛藤や複雑な人間模様を描きます。
カンヌ国際映画祭受賞の猪本雅三氏を撮影監督に
川野辺監督による前作の短編映画『凪』(2017)では、第一回渋谷TANPEN映画祭脚本賞助演女優賞・21st CHOFU SHORT FILM グランプリなどを受賞。長編映画に初めて挑戦した今作では、カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞や三浦賞など多数受賞する猪本雅三氏を撮影監督に迎え、人間の機微を繊細に映し出します。
総勢100名からメインキャスト7名をオーディションにて選出
今作では、ワークショップオーディションに参加した総勢100名の俳優からメインキャスト7人を選出。舞台や映画、ドラマ、モデルなど、幅広いフィールドで活躍する俳優陣が、年齢も性格も見た目もバラバラな個性豊かなキャラクターを演じます。ゲイを演じる7人の、”喜怒哀楽”だけでは表せない複雑かつ繊細な気持ちを表現する演技にもぜひご注目ください。
■ストーリー
東京の片隅でホームパーティーが開かれた。そこには、とある縁で集まった7人のゲイが。主催者カップルの彰人と靖、大学生の智也、ゲイバーの店子・将一、ゲイクラブの店員・直樹と友達の正志、そして写真家の健一。楽しいはずのパーティーは少しずつ様子を変え、各々が閉じ込めていた悩みや気持ちが徐々に表面化していく…。
2022年/日本/80分
出演:橋詰高志、景山慶一、松本亮、横路博、卯ノ原圭吾、窪田翔、井之浦亮介
古矢航之介、ふぁそらがいママ、坪井東、ヒノ影アラン、江南知幸、宮寺貴也、成瀬清春、飯川瑠夏
見里瑞穂、鈴木拓磨、阪東ゆう、井上蓮藤、松祥子、永里健太郎
監督・脚本:川野邉修一
撮影:猪本雅三 撮影助手(照明):新里勝也
編集・演出助手:野坂拓彰 制作:村田潤
録音:安光雪江 整音:東凌太郎
衣装:福原佐和子 メイク:東村忠明
スチール:Sai
タイトルモーション:藤林久哉 タイトルデザイン:obktc
音楽:礒﨑祥吾 劇中曲:DJ SHINKAWA、御中レコード