1830年、ニューヨーク州ウエストポイントで士官候補生の惨殺事件が起きた。
隠密調査のため、厭世の元刑事が雇われる。
沈黙を守ろうとする士官学生たちに阻まれるなか、
エドガー・アラン・ポー(後に小説家として世界に知られることになる)
という一人の若い士官学生に捜査協力を求める。
果たしてこの陰惨な事件の真相はどこにあるのか。
1830年のどんよりとした冬の朝早く、ウエストポイント陸軍士官学校で、ある士官候補生の死体が発見される。
しかし安置所に運ばれた青年の心臓が巧妙にくり抜かれていたことが判明し、悲劇は残忍な殺人事件へと発展していく。
学校の体面に傷がつくことを懸念した幹部たちは、事件の解決を地元の元刑事オーガスタス・ランドー(クリスチャン・ベール)に依頼する。
口をつぐむ士官学生たちに阻まれるなか、ランドーは、軍隊の厳しさを軽んじ、詩を愛する風変わりな士官候補生のエドガー・アラン・ポー(ハリー・メリング)に協力を求め、事件の真相を追っていく。
2013年『ファーナス/訣別の朝』、2017年『荒野の誓い』に続き、監督スコット・クーパーと主演クリスチャン・ベールの3度目のタッグとなる本作はルイス・ベイヤード原作の小説『陸軍士官学校の死』を映画化。
2022年/USA
原題:The Pale Blue Eye
出演:クリスチャン・ベール、ジリアン・アンダーソン
ルーシー・ボーイントン、ロバート・デュバル、ハリー・メリング、シャルロット・ゲンズブール
監督・脚本:スコット・クーパー
製作:クリスチャン・ベール、スコット・クーパー、ジョン・レッシャー、タイラー・トンプソン
製作総指揮:トレイシー・ランドン、バディ・パトリック、エミリー・ハンター・サルべソン、ライアン・ドネル・スミス、ディラン・ウェザード
原作:ルイス・ベイヤード
撮影:マサノブ・タカヤナギ
美術:ステファニア・セラ
衣装:カシア・ワリッカ=メイモン
編集:ディラン・ティチェナー
音楽:ハワード・ショア