日時2019.9.21(土)
出町座映画講座:岐路に立つ“日本映画”
ゲスト:深田晃司監督
聞き手:田中誠一(出町座・座長)
元号が変わり、時代の転換点を迎えた日本において、いま“日本映画”はどのような時代を迎えているのか。
平成の終焉に間に合うかのように、『万引き家族』がカンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを獲り、令和元年、国内映画興行は過去最高レベルの収入を記録しようとしている。日本映画は幾度目かの脚光を浴び、活況を呈しているように思える。インディーズからメジャーまで、さまざまな映画が生まれ、私たちはそれを驚きや歓びをもって受け止めている。だが、私たちがイメージする“日本映画”は果たして世界からまなざされるそれと同一だろうか。そして、その先には明るい未来が待っているのか。
『淵に立つ』で第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞し、『海を駆ける』で国際共同制作の体制に取り組み、最新作『よこがお』でもフランスとの共同制作、またロカルノ国際映画祭コンペ部門出品を果たした深田晃司監督と、“日本映画”が抱える労働から倫理性、創造性まで、諸問題を考えてみます。各国での映画文化振興の状況も見渡しながら、現状から見据える未来を浮き上がらせる60分。ぜひ、お立ち会いください。
9/21(土)16:20開始(10分前開場)60分を予定。
参加費:500円(メール予約あり/当日精算/定員未満の場合、当日参加OK)
定員:50名
会場:出町座フリースペース
★当日、深田監督の『よこがお』ご鑑賞後に参加頂けます。講座のみのご参加もOKです。
9/21(土)13:25『よこがお』上映(〜15:40終)>講座16:20開始(17:20終)
深田晃司(ふかだ・こうじ/映画監督)
1980年生まれ、東京都小金井市出身。大正大学文学部卒業。99年、映画美学校フィクションコースに入学。2005年、平田オリザ主宰の劇団「青年団」に演出部として入団。2010年、『歓待』が東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門作品賞を受賞。2013年、『ほとりの朔子』が仏ナント三大陸映画祭で金の気球賞(グランプリ)と若い審査員賞をW受賞。2015年、『さようなら』で東京国際映画祭メインコンペティション選出、マドリッド国際映画祭でディアス・デ・シネ最優秀作品賞受賞。2016年、『淵に立つ』がカンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞。2018年、フランス政府より芸術文化勲章シュバリエ受勲。自身の作品をノベライズした『淵に立つ』(2016)、『海を駆ける』(2018)に続き、本作でも小説版『よこがお』(KADOKAWA刊)を自ら執筆している。
【ご予約方法】
お申込み先:yoyaku@demachiza.com
【メール件名】「9/21深田監督講座」と明記
【メール本文】お名前/TEL番号/人数(1通につき2名さま迄)を記載
のうえ、お申込みください。
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■ご予約受付完了メールは yoyaku@demachiza.com より送信致します。
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★定員に達し次第、お申込み受付を終了させて頂きます。
★キャンセルの場合は必ずご連絡下さい。当日空きが出ることを防げます。
★当日ご精算後のキャンセル、払い戻しは受付できませんので、あらかじめご了承ください。