『モアナ 南海の歓喜』京都公開を記念し、公開初日11/24（土）に福本繁樹さん（染色家）によるトーク＆サモアのタパ展示会を実施します。

南太平洋各地を長期にわたり巡った経験による南太平洋の楽園のイメージについて、オセアニア美術についての著書も数冊ある福本さんによる『モアナ』のお話。また当日持参頂くタパ＝紙状の布（樹皮布）についても解説いただきます。
 

11/24（土）『モアナ 南海の歓喜』11:55の回上映後、
福本繁樹さん（染色家）によるトーク（14:30頃終了）

【プロフィール】
福本繁樹（染色家・民族藝術学会評議員）
http://shimijimi.net/

1946年、滋賀県湖北に生まれ、京都の職人の街に育つ。1969-90年に15回のべ2年あまり南太平洋探査。1976年より国内外で染色作品展開催。2017年大阪芸術大学退職、金沢美術工芸大学非常勤講師。単著に『メラネシアの美術』求龍堂 1976、『南太平洋・民族の装い』講談社 1985、『精霊と土と炎─南太平洋の土器─』東京美術1994、『染み染み染みる日本の心 「染め」の文化』淡交社 1996、『染色論のすゝめ』工芸教育研究会 2016、『福本繁樹作品集 愚のごとく、然りげなく、生るほどに』淡交社 2017など。共編著に『仮面─そのパワーとメッセージ』佐原真監修 勝又洋子編 里文出版 2002、『21世紀は工芸がおもしろい』 求龍堂 2003、『民族藝術』第20号記念特集 民族とモード 民族藝術学会 2004、『Fuya & Tapa: Bark-cloth Traditions in Indonesia & Oceania』 Museum Tekstil Jakarta, 2013、『織物以前 タパとフェルト』 LIXIL出版 2017など。