1926年の製作から半世紀以上を経て、
フラハティの娘モニカ(撮影当時3歳でサモアの島に両親と共に滞在)が
サイレント映画だった『モアナ』に音声を加えるためサモアの島に戻った。
1980年、原作映画に出演した多くの住民たちの協力を得て、
『モアナ 南海の歓喜 サウンド版』を完成させた。
2014年、当時の人々の気高さや生命の息吹を感じることができる
2Kデジタルリストア版(サウンド版)がついに完成。
【関連特別上映!】
『極北のナヌーク』Nanook of the North
1922年/78分/デジタルリマスター版
© 2013 by Film Preservation Associates, Inc.
ドキュメンタリー映画の始祖ロバート・フラハティが1922年に手がけた同作は、記録映画の原点とも言える作品。舞台は、白銀の雪と氷に閉じ込められたカナダ北部の極地。主人公ナヌークを長とするイヌイット(エスキモー)族の一家が厳しい大自然のなかで、たくましく生きてゆこうとするさまを映し出す。
『モアナ』公開と共に限定上映!
★『モアナ』&『ナヌーク』を続けて観られるのはこの2日間!
12/3(月)10:00『モアナ 南海の歓喜』(〜11:40終)/12:00『極北のナヌーク』(〜13:20終)
12/6(木)16:15『モアナ 南海の歓喜』(〜17:55終)/18:20『極北のナヌーク』(〜19:40終)
『モアナ 南海の歓喜』1926年/アメリカ/98分/サウンド版/原題:Moana/配給:グループ現代
監督:ロバート・フラハティ 共同監督:フランシス・フラハティ、モニカ・フラハティ
撮影:ロバート・フラハティ、デビッド・フラハティ
録音:モニカ・フラハティ、リチャード・リーコック