女優、アンナ・カリーナ。2019年12月14日、永眠。
その事実が現実だと知って、胸にぽっかり穴が空いた。
すべての世代を通じて、映画のみずみずしい魅力を湛え続けた唯一にして無二の存在だった。
彼女にふさわしい場所はやっぱりスクリーンだ。
そう、あらためて思い至った。なので、最速で映します。
京都みなみ会館と合同でアンナ・カリーナの残像をスクリーンに投影します。
出町座では『気狂いピエロ』1965
京都みなみ会館では『アンナ』1966
そこに映るは、永遠の、アンナ。
ありがとう。でもさよならは言わない。
わたしたちには、まだあなたが必要だから。
わたしたちは 夢でつくられ
夢は わたしたちから できている
【緊急追悼企画：アンナ・カリーナの残像】
2020年1月10日（金）より 出町座、京都みなみ会館にて共催。
出町座：『気狂いピエロ』デジタル・リストア版上映。 京都みなみ会館：『アンナ』デジタルリマスター版上映。
★『アンナ』上映詳細は▶京都みなみ会館◀
『気狂いピエロ』原題：Pierrot le Fou
1965年製作／105分／フランス・イタリア合作
配給：オンリー・ハーツ
日本初公開：1967年7月
監督：ジャン＝リュック・ゴダール
製作：ジョルジュ・ド・ボールガール、ディノ・デ・ラウレンティス
原作：ライオネル・ホワイト
脚本：ジャン＝リュック・ゴダール
撮影：ラウール・クタール
美術：ピエール・ギュフロワ
音楽：アントワーヌ・デュアメル
出演：ジャン＝ポール・ベルモンド、アンナ・カリーナ
グラッツィラ・ガルバーニ、ダーク・サンダース、サミュエル・フラー、ジミー・カルービ、レイモン・ドボス、ラズロ・サボ、ロジェ・デュトワ、ハンス・メイヤー、ジャン＝ピエール・レオ