『婚前特急』(11)や『まともじゃないのは君も一緒』(21)など、人間のおかしみを映画で表現し続ける前田弘二監督が、宇野祥平と萩原護を主演に迎えたサスペンスコメディ。前田監督と宇野祥平の25年にわたるタッグの集大成的な作品として制作された異色中の移植作。車の窃盗団の一員で、犯罪に手を染める青年・小田。ある夜、犯行現場で突然、見知らぬ男さらわれる。「これからは時間をドブに捨てず、真っ当に生きるんだ」男はそう告げ、マンションの鍵を差し出す。こうして、正体不明の男と犯罪青年の奇妙すぎる共同生活が始まった。男は小田を“いい男”にしようと、執拗なほどの教訓と善意を押し付けてくる。一体、彼は何者なのか。真の目的とは――。謎の男に尽くされ、振り回される。驚愕の94分。




