1990年代に『トラスト・ミー』『シンプルメン』『ヘンリー・フール』などシニカルでユーモラスで瑞々しい名作を連発し、NYのインディペンデントシーンを象徴する存在となったハル・ハートリー。インディーズ精神を貫いて独自の地位を築いた孤高の監督が、コロナ禍による制作中止という苦難を乗り越えて11年ぶりとなる新作映画を完成させた。
主人公は、かつてロマコメで人気を博した映画監督のジョー・フルトン。ひょんなことから恋人や姪っ子が「余命わずか」と勘違い。噂を聞きつけた友人、知人、見知らぬ輩までもが続々とジョーのアパートに押し寄せてくる。
誰もが人生や哲学を語り、飄々としているのにハートウォーミングな、まさにハートリーにしか作れないヒューマンコメディ。監督自ら「これが最後の映画になっても構わない」と語るほどの、円熟の境地に達した名作が誕生!
リスボン映画祭2025 最優秀賞受賞作
『トゥ・ランド』Where to Land
2025/USA/74min
監督・製作・脚本・音楽:ハル・ハートリー
出演:ビル・セイジ、キム・タフ、ケイトリン・スパークス、ロバート・ジョン・バーク、イーディ・ファルコ
配給:ポッシブルフィルムズ
配給協力:ユーロスペース、Gucchi's Free School