


『冬へのパッサカリア』
2025/Japan/90min
出演:[第一話]片岡正二郎、橋本さくら、草野康太
[第二話]小野武彦、中西良太、塩野谷正幸、佐藤菜南、草野康太、大塚寧々
[第三話]坂本長利、草野康太、竹野留里、あがた森魚
脚本・監督・撮影:坪川拓史
助監督:草野康太
制作:宇⼭玲奈、佐藤菜南
録⾳:⽇暮謙
編集:坪川拓史
⾳楽:関島岳郎
グレーディング:笹崎寛幸
協力プロデューサー:安藤壽美⼦
世界中がコロナ禍の混乱に陥った2020年、文化芸術も大きな危機に直面した。自粛や移動制限の影響で劇場や映画館が閉鎖、様々なプロジェクトも延期や中止の憂き目に。その最中、「文化の灯を消すまい」と坪川拓史の呼びかけに賛同したスタッフとキャストが集まり2020年から2025年にかけて断続的に撮り続けられてきた短編作品をまとめたのが本作。最小限のスタッフで制作できるよう全編をiPhoneで撮影。キャスト陣もスタッフとして協力しながら北海道各地で撮影された。
【あらすじ】
第一話 『無口なピアノ』
閑散としたフェリーターミナルの片隅、学校帰りにピアノを弾くのが里奈の日課。
ある日コロナ禍による客足減少に伴い航路は廃止、ピアノも使用禁止に。
落ち込む里奈に無愛想な清掃員、村岡が「うちにもピアノがある」と自宅へ招く。
そこは、廃業したばかりの喫茶店だった。
第二話 『記憶と水音』
小さな画材屋を営む津田は、入院中の幼なじみ川瀬の病状が気がかりだ。
やがて自宅療養になった彼と、その娘奈々を交えた思い出語りのなかで、
幼少時に故郷の長万部町で河童を見た話にいきあたる。
翌日、3人は故郷へ向かい朧げな記憶を辿って沼を探すのだが…
第三話 『昨日の煙』
かつてS Lの乗務員だった元国鉄職員の吉井は、妻に先立たれてからの一人暮らしをあ
きらめ高齢者施設への入所を決める。家財処分のため呼び出した引取り業者の杉山に
「私も捨ててくれ」と言い出した彼の願いは「繰り返し夢に出てくる場所」を探すことだった。