世界が絶賛する新たな才能 パヤル・カパーリヤー監督 初長編
第74回カンヌ映画祭 監督週間出品 ルイユ・ドール賞(ベスト・ドキュメンタリー賞)受賞
山形国際ドキュメンタリー映画祭2023 ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)受賞
叶わぬ愛を抱えた恋人たちの物語に誘われ
インドで起きた学生運動の弾圧事件の真実を目撃する
映画大学の学生寮の片隅にひっそりと置かれた小箱。
その中から発見されたのは、学生Lが密かに恋人へ綴った手紙だった。
Lの手紙から、叶わぬ愛の背後にある社会的な問題が浮かび上がり
2016年にインドで実際に起こった政府への抗議運動や極右政党
ヒンドゥー至上主義者による学生運動への弾圧事件へとつながっていく。
パヤル・カパーリヤー監督『私たちが光と想うすべて』に通じる
現代インドの社会情勢を背景に自由と権利を希(こいねが)う者の輝きを描く
もうひとつの傑作。
『何も知らない夜』A Night of Knowing Nothing
2021/フランス、インド/ヒンディー語、ベンガル語/103min
字幕:藤井美佳/配給:セテラ・インターナショナル
監督・脚本:パヤル・カパーリヤー 『私たちが光と想うすべて』
撮影・編集:ラナビル・ダス
音楽:ドリティマン・ダス(Topshe)
手紙の朗読:ブーミシュタ・ダス