【台湾巨匠傑作選2025】『赤い柿』& ワン・トン監督 台湾近代史三部作

上映スケジュール

2025/8/15 金 〜 8/28 木

8/15 金 ▶︎ 15:30-『村と爆弾』(17:11終)
8/16 土 ▶︎ 15:30-『バナナパラダイス』(18:05終)
8/17 日 ▶︎ 15:30-『無言の丘』(18:30終)

8/18 月 ▶︎ 13:45-『村と爆弾』(15:25終)
8/19 火 ▶︎ 13:45-『バナナパラダイス』(16:20終)
8/20 水 ▶︎ 13:45-『無言の丘』(16:45終)
8/21 木 ▶︎ 13:45-『バナナパラダイス』(16:20終)

8/22 金 〜 8/28 木 ▶︎ 10:40-『赤い柿』(13:30終)

*8/28終映

料金

通常料金設定

公式サイト

君はワン・トンを観たか!

台湾映画近代の巨匠と言えばホウ・シャオシェン、エドワード・ヤンといったいわゆる台湾ニューシネマの監督たちの名前が挙がる。しかし彼らと並び称される映画監督が台湾には存在する。それが《台湾近代史三部作》で知られるワン・トン監督である。

第二次世界大戦下の農民の姿を田んぼに立つ案山子の視点で描く『村と爆弾』(1987)
日中戦争の最中兵士として大陸から台湾に渡った二人の青年の戦後に至る迄を追った『バナナパラダイス』(1989)
日本統治時代台湾の金鉱山と女郎屋を舞台に貧しい庶民の姿を映した『無言の丘』(1992)

いずれも時代の流れに翻弄される庶民の喜びや悲しみに焦点を当てその生きざまをユーモアたっぷりに描き、不朽の名作として台湾映画史に燦然と輝いているワン・トン監督による《台湾近代史三部作》を一挙上映する。

そしてワン・トン監督の自伝的名作で、ユーモアあふれる祖母を中心に、時代に翻弄される大家族を描いたヒューマンドラマ『赤い柿』(1995)が日本の劇場初公開となる。

台湾映画史上の傑物が放つ4作品を、どうぞこの機会にスクリーンでご体験ください。