何者かによって8歳の愛娘を殺された男。
偶然出会った精神科医・小夜子の協力を得て
犯人を突き止め復讐することだけを生きる糧としていた。
“ 誰に なぜ 娘は 殺されたのか ”
とある財団の関係者たちを2人で拉致・監禁していくと
次第に明らかになっていく真相。
“ 必ずこの手で犯人に報いを—— ”
その先に待っているのは、人の道か、蛇の道か。
黒沢清が1998年に監督した自作のVシネ作品をフランスで新たに制作。
復讐の果て、底知れぬ深淵に触れるおそるべき傑作は二度生まれた。
2024年/フランス、日本、ベルギー、ルクセンブルク/113分
原題:Le chemin du serpent
出演:柴咲コウ、ダミアン・ボナール
マチュー・アマルリック、グレゴワール・コラン、西島秀俊
ヴィマラ・ポンス、スリマヌ・ダジ、青木崇高
監督・脚本:黒沢清
製作:ダビド・ゴキエ、ジュリアン・デリス、小寺剛雄
原案:高橋洋『蛇の道』(1998年大映作品)
脚本:黒沢清
撮影:アレクシ・カビルシーヌ
編集:トマ・マルシャン
音楽:ニコラ・エレラ