鳴かず飛ばずのアマチュア詩人のユンヨン(パク・ヘイル)は、先輩の元妻ソンヒョン(ムン・ソリ)とあいまいな関係を続けている。ある日、2人は思い付きで、ユンヨンの母の生まれ故郷である小さな港町・群山へ旅に出ることにする。群山で彼らが泊まった⺠泊の主人(チョン・ジニョン)は、日本の福岡で生まれ育った韓国人で、今は自閉症の娘(パク・ソダム)と暮らしている。彼らは親子に好奇心をそそられ、やがてソンヒョンは主人に、ユンヨンは娘に惹かれていく…
『慶州 ヒョンとユニ』など地方都市を舞台に据え秀作を発表しつづけるチャン・リュル監督が、日本統治時代の面影が色濃く残る韓国の群山を舞台に撮影した作品。『殺人の追憶』『王の願い ハングルの始まり』のパク・ヘイル、『オアシス』『自由が丘で』 のムン・ソリが出演。
【チャン・リュル監督 福岡三部作】一挙上映!
2018年/韓国/121 分
英題:Ode to the Goose
★第23回 釜山国際映画祭
★第14回 大阪アジアン映画祭
監督・脚本:チャン・リュル
出演:パク・ヘイル、ムン・ソリ、チョン・ジニョン、パク・ソダム ほか