ホラー映画専門の脚本家スティーヴン・レッシ―、彼が脚本を担当した映画は彼の名前だけで大ヒットするほどの人気スターになっていたが、過剰な恐怖を売り物にする彼の作品は周囲から金儲け主義のグロ映画とこき下ろされていた。映画プロデューサーから次回作の原稿をしきりに催促されるものの、スティーヴンの創作活動は3人の子供のせいでなかなか捗らず、また妻との関係もうまくいかずストレスも溜まる一方だった。しだいに追い詰められる精神状態の中、締め切り(デッドライン)は刻々と迫る。そんなある日、TVで放映されていたスティーヴンの出世作「死刑執行人」を子供達が観てしまい……。
プロデューサーからの圧力、家庭の不和、迫る締め切り(デッドライン)__
あるホラー映画脚本家が体験する「恐怖の極限」を、噴き出す血のシャワー、老婆を焼き殺す子供、黒山羊の呪いといったショッキング・シーンを挟み込み、インパクト十分に描いた異色作!
『デッドライン ~「恐怖の極限」とは何か?あるホラー作家の衝撃の体験!』デジタルリマスター版
1980年/CANADA/R15+/89分
原題:DEADLINE
監督:マリオ・アゾパルディ
製作:ヘンリー・レス
脚本:マリオ・アゾパルディ、ディック・オレクシアク
撮影:マンフレッド・グーテ
編集:ジョセフ・ラフ、ハーヴェイ・ズラタリッツ、ゲイリー・ズベック
音楽:サム・バリ、ラフ・トレード
出演:スティーヴン・ヤング、シャロン・マスターズ、シンディ・ハインズ