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ドイツ映画レクチャーシリーズ 第0回(渋谷哲也さん)

日時2018.2.5()

ドイツ映画レクチャーシリーズ 第0回(渋谷哲也さん)

ドイツ映画レクチャーシリーズ 第0回
「ベルリン派は何を目指すのか
—— ペッツォルト、アルスラン、シャーネレクの新しい動向」

講師:渋谷哲也(ドイツ映画研究者/東京国際大学教授)

2月5日(月)19:15開場/19:30開始(21:30終了予定)
@出町座(京都市上京区三芳町133)

参加費:500円(定員30名)
★当日ご参加の旨を出町座受付カウンターにお申し付けください。
 
 
【イントロダクション】

元・立誠小学校の教室でペッツオルト連続講義を行ったのが2015年秋、
そしてそれ以前からアルスラン映画は継続的に紹介して来ました。
昨年秋はあいち国際女性映画祭でシャーネレク新作の日本上映が叶い、
漸く「(新)ベルリン派」として知られてきた第一世代3名の作品が
日本でお披露目されたことになります。
実は本国ドイツで「(新)ベルリン派」という名称は殆ど聞かれることが
なくなってきました。それは彼らがそれぞれ独自の作家映画として
承認されている証かもしれません。今年3月のシャーネレク監督初来日の前に
21世紀ドイツの作家映画におけるささやかな事件だったといえる
彼らの系譜と展望を纏めてみたいと思います。

出町座で新しく映画レクチャーシリーズを始めようという試み、
今回は試験的な第ゼロ回です。よろしくお願いします。

___渋谷哲也

 


 

渋谷哲也(しぶたに・てつや)
1965年、兵庫県生まれ。東京国際大学教授。ドイツ映画研究。ドイツ映画の字幕翻訳やマイナーな映画作家の上映などの紹介活動も精力的に行う。著作は「ファスビンダー」(共著・現代思潮新社刊)、「ドイツ映画零年」(単著・共和国刊)、「ストローブ=ユイレ―シネマの絶対に向けて」(編著・森話社刊)など。