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【延期】『セロ弾きのゴーシュ』才田俊次さんトーク【特集:ありがとう、高畑勲監督】

日時2020.4.12()

【延期】『セロ弾きのゴーシュ』才田俊次さんトーク【特集:ありがとう、高畑勲監督】

こちらの予定は延期となりました。楽しみにしてくださっていた皆さまには申し訳ございません。同様のイベント実施に向け、善処してまいります。映画の上映は行う予定ですが、ご来場の前に劇場へご確認、お問い合わせくださいませ。どうぞよろしくお願いいたします。
 


【ありがとう、高畑勲監督 感謝をこめた特集上映】にて4/3(金)より上映の『セロ弾きのゴーシュ』上映にあわせ、本作でキャラクターデザインと原画を担当されたアニメーターの才田俊次さんをお招きしてトークショーを実施します。作画スタジオのオープロダクションで、スタジオジブリ設立以前の高畑勲監督を招き、宮沢賢治の原作をアニメ化した1982年の劇場公開作『セロ弾きのゴーシュ』。本作で才田さんはキャラクターデザイン、レイアウト、作画を担当したほか、すべての原画をたった1人で描き上げました。その前後も高畑監督作品には『じゃりン子チエ』(*劇場版、TVシリーズ版ともに)、『アルプスの少女ハイジ』、『「母をたずねて三千里』『赤毛のアン』などで原画として参加し続けていた才田さんは、今も現役の作画監督として『ちびまる子ちゃん』を手がけています。今回は多忙な合間を縫って京都にお越し頂き、高畑監督とともに駆け抜けたアニメーションづくりの日々、そのエピソードを存分に語って頂きます。
 
 

2020年4月12日(日)『セロ弾きのゴーシュ』上映後
登壇:才田俊次さん(本作キャラクターデザイン・原画)
聞き手:藤田健次さん(「漫画映画漂流記 おしどりアニメーター奥山玲子と小田部羊一」講談社刊 共著者)

*上映、トークの時間は近日確定次第掲載します。
 


 

【ゲスト情報】
才田俊次(さいだ・としつぐ)

1949年7月5日熊本県山鹿市生まれ。漫画家を目指して上京した後、撮影、彩色(東映動画長編『長靴をはいた猫』他)のアルバイトを経て、1970年杉並区の作画下請け会社オープロダクションに入社。同社の小松原一男、村田耕一に師事する。小松原と組んだ『タイガーマスク』の原画で頭角を現し、以後劇画タッチの作品から世界名作シリーズなどのソフトなタッチまで幅広い作品をこなす。高畑勲、宮崎駿、小田部羊一らが主導した作品、『アルプスの少女ハイジ』『母をたずねて三千里』で原画を担当。『小公女セーラ』ではキャラクターデザイン&作画監督。高畑勲監督の長編『セロ弾きのゴーシュ』では原画のすべてを一人で作画した。現在も『ちびまる子ちゃん』の作画監督として活躍しつつ、オープロダクション取締役、東京工芸大学芸術学部講師として後進の指導にあたっている。
 


 
【重要な作品】*特記ないものはTVシリーズ
1972-1973 『パンダコパンダ』『パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻』(劇場)
1974 『アルプスの少女ハイジ』
1976 『母をたずねて三千里』
1978 『未来少年コナン』
1979 『龍の子太郎』(劇場長編)
1979 『赤毛のアン』
1981 『じゃりン子チエ』(劇場長編、TVシリーズともに)
1981 『さよなら銀河鉄道999~アンドロメダ終着駅~』(劇場長編)
1984 『風の谷のナウシカ』(劇場長編)
1985 『小公女セーラ』
1988 『火垂るの墓』(劇場長編)
1990~『ちびまる子ちゃん』
1995 『ロミオの青い空』
1999 『MARCO 母をたずねて三千里』(劇場長編)
2009 『マイマイ新子と千年の魔法』(劇場長編)
2015 『映画 ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』(劇場長編)