今年随一の謎が謎を呼ぶ映画『虚空門 GATE』。これは果たして電波ビンビンのトンデモ映画なのか？否、誰もが予想しなかった展開に遭遇し、カメラに収めてしまった極めて必見のドキュメンタリー映画なのである。何が起こるかは言うまい。これぞ観るしかない映画なのだ。そしてその現場に居合わせた当事者たるカメラを持った男、小路谷監督が来場する。これは一体何なのか。あれはどういうことなのか。観終わったあなたのなかに沸き起こるそのさざなみのような衝動はすべて、その内実を知る者にぶつけることができるだろう。この機会をぜひ逃さずにお越しいただきたい。

2019/12/14（土）18:35の回
『虚空門 GATE』上映後、アフタートーク
登壇：小路谷秀樹監督

【NEWS】
12/15（日）アフタートークのゲストに中山市朗先生のご参加が決定しました！

12/15（日）18:35の回
『虚空門 GATE』上映後、アフタートーク
中山市朗さん（放送作家、怪異蒐集家、オカルト研究家）
× 小路谷秀樹監督

お二人の対談形式で実施します。
ぜひこの機会に映画ご鑑賞とあわせてご参加くださいませ！

どうせ胡散臭い映画だろうと思いながらあなたは観始める。
中盤からの展開は予想をはるかに超えていた。唖然とする。
何が真実なのか。何が虚偽なのか。その境界はどこか。
なんだなんだとつぶやく。そして終盤で心地よく宙づりになる。
これは僕の体験。是非観てほしい。

森達也（映画監督/作家）

これは宇宙人が人類を撹乱するために仕組んだストーリーなのでしょうか。オカルト界、
UFO界に衝撃を与えた異色のドキュメンタリー、「虚空門GATE」を二回見て、見る度に
様々な感情が刺激されました。予想外の展開への驚きと興奮、純愛っぽい関係に対する憧れ、
嘘への戸惑い、低次元な地球人としての羞恥心……。

辛酸なめ子（漫画家/コラムニスト）

まさに“虚実皮膜”をそのまま映画にしている。単にトンデモを信じている映画でも、
揶揄する映画でもない。『トンデモの真心』が描かれている。
最後に何とも言えぬ人間ドラマと感動が待っている。
“面白さの核心”が書けないのがもどかしいが。

竹熊健太郎（編集家）